
目次
三菱重工と三菱電機、三井物産発の宇宙ベンチャーに出資 ポストISSに向け開発体制強化

2026年1月26日、三菱重工業株式会社(東京都千代田区、取締役社長CEO:伊藤栄作)と、三菱電機株式会社(東京都千代田区、執行役社長:漆間啓)は、株式会社日本低軌道社中(東京都中央区、社長:山本雄大)への第三者割当増資の引受手続き、出資を完了したと発表しました。
日本低軌道社中は、2024年に三井物産株式会社(東京都千代田区、社長:堀健一)の100%子会社として設立された宇宙ベンチャー。2030年に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)退役以降の地球低軌道(LEO)の民間利用拡大を見据え、民間宇宙ステーションに接続する「日本モジュール」の開発を進めています(参考記事)。
同社に出資した三菱重工、三菱電機はともに宇宙開発に関する知見・技術力を有しており、今回の出資を通じ、日本低軌道社中の経営と事業開発を支援する構えです。
宇宙服スタートアップAmateras Spaceが資金調達 堀江貴文氏らが株主に

2026年1月27日、次世代宇宙服の開発を進めるAmateras Space株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO:蓮見大聖)は、エンジェルラウンドにおいて第三者割当増資による資金調達を実施したと発表しました。
同ラウンドの引受先は、実業家の堀江貴文氏、レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長の藤野英人氏、医学博士・メディアデザイン学博士の浅田一憲氏、SDG Impact Japan 取締役会長の谷家衛氏、株式会社マイネット 創業者の上原仁氏、株式会社アクセルスペースホールディングス 代表取締役の中村友哉氏、ゼロトゥワン株式会社 代表取締役社長の荻原国啓氏、HOXIN株式会社 代表取締役の真鍋康正氏の8名。同社の事業性・社会性・将来性に賛同を得たとのことです。
Amateras Spaceでは、今回の調達を通じて次世代宇宙服の研究開発の加速、事業化・組織体制の強化を推進していくとしています。
米スパイア・グローバル、宇宙からの「気象インテリジェンス」をAiDASHに提供
2026年1月22日、衛星データプロバイダのSpire Global(アメリカ・バージニア州、CEO:Theresa Condor、以下Spire)は、電力会社向けモニタリングソリューションを提供するAiDASH(アメリカ・カリフォルニア州、CEO:Abhishek Singh)が、同社の高精度気象インテリジェンスを採用したと発表しました(Spireによる発表)。
Spireは衛星コンステレーションから得られた電波掩蔽、海上風、土壌水分といったデータに基づいた気象インテリジェンスを生成。これらをもとに、最大6日先までの高精度の気象予報を提供することが可能で、こうした情報を活用することで、AiDASHは電力会社に対し、気象要因によって引き起こされる送電網リスクを包括的かつリアルタイムに把握できる環境を提供できるようになるとしています。
折しも、米国は大寒波による記録的な豪雪に見舞われており、停電や航空機の欠航だけでなく、死者が出る事態となっています。今後よりいっそう、衛星観測などによる高精度な気象情報の重要性が高まることになりそうです。
NASAの2026会計年度予算を定めた法案にトランプ大統領が署名 約3.8兆円
2026年1月23日、米ホワイトハウスは、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が、アメリカ航空宇宙局(NASA)の予算を含む2026会計年度統合歳出法案に署名したと発表しました(ホワイトハウスによる発表)。
この法案は商務・司法・科学、エネルギー・水開発、内務省、環境関連の3つの歳出法案をまとめたもので(法案の概要)、宇宙関連の非営利組織The Planetary Societyが同予算について解説した記事によると、NASAの予算は約244億3,830万ドル(約3.8兆円)となったということです(The Planetary Societyによる記事)。
【編集部よりお知らせ】ニュースのまとめや新着記事をお知らせ!メールマガジン(不定期配信)のご登録はこちらから


