スペースエントリー、「猫の着地」から着想した宇宙ロボット姿勢制御技術など開発へ 茨城県補助事業に採択

スペースエントリー、「猫の着地」から着想した宇宙ロボット姿勢制御技術など開発へ 茨城県補助事業に採択
Credit: スペースエントリー株式会社 プレスリリース

2026年7月13日、スペースエントリー株式会社(茨城県つくば市、代表取締役CEO:熊谷亮一)は、茨城県「令和8年度 戦略分野新製品開発促進事業補助金」に採択され、同事業を通じて宇宙ロボットの「通信」と「動作制御」を支える基盤技術の開発を推進すると発表しました。

特に、姿勢や動作制御技術の開発にあたっては、猫が高所から落下する際に自らの身体運動だけで姿勢を制御して着地できることをヒントに、この原理を宇宙ロボットへ応用するとしています。

こうした姿勢制御に関しては、「非ホロノミック姿勢制御」として神戸大学 大学院システム情報学研究科 特命助教の久保勇貴氏が研究を進めているということで、同社では事業を通じて燃料を必要としない人型ロボットの姿勢制御シミュレーション技術の試作・実証を進めるとしています。

なお、同社によると、非ホロノミック姿勢制御を用いた無重量空間における人型ロボットの姿勢転換シミュレーション技術は世界初の試みになるということです。

また、通信の面では、地上から宇宙にあるロボットを操作する際に生じるタイムラグの問題に対し、通信遅延やデータ欠損が発生する状況下でも安定した遠隔操作を可能にする通信制御アルゴリズムの開発と、対応する操作端末・通信制御モジュールの試作・実証を行うとしています。

スペースエントリーでは、今回開発する姿勢制御技術と遠隔操作技術を足がかりに、日本発の宇宙ロボットプラットフォーム構築に挑戦するとしています。

【編集部よりお知らせ】ニュースのまとめや新着記事をお知らせ!メールマガジン(不定期配信)のご登録はこちらから

あわせて読みたい