BULL、宇宙デブリ化防止装置の軌道上実証に成功

BULL、宇宙デブリ化防止装置の軌道上実証に成功

2026年7月3日、株式会社BULL(栃木県宇都宮市、代表取締役/CEO:宇藤恭士)は、今年6月12日にH3ロケット6号機で打ち上げられた宇宙デブリ化防止(Post-Mission Disposal:PMD)装置「HORN」の軌道上実証に成功したと発表しました。

BULLが開発しているPMD装置は、運用を終えた人工衛星やロケット上段部を軌道から速やかに離脱させるために、扇状の膜面構造を展開することで大気抵抗を増大させ、軌道離脱を促進する装置です。

6月に打ち上げられた装置は「HORN-L」と「HORN-R」の2種類。BULLでは、ミニマムサクセスを「軌道降下速度の優位性確認」、フルサクセスを「軌道上での展開状態の確認・推定」としていましたが、検証の結果、軌道データに基づく軌道降下が確認できたとともに、光学画像によって設計通りの膜面積が展開されていることも確認できたということです。

軌道上で撮影された「HORN-L」(左)、「HORN-R」(右)の画像
Credit: 株式会社BULL プレスリリース

同社では引き続き「HORN」の膜面展開状態の詳細な解析と軌道離脱性能の評価を進めていくとしています。

なお、実証成果の観測・検証にあたっては、LeoLabs(アメリカ・カリフォルニア州、CEO:Tony Frazier)が地上からのレーダー観測を、HEO(オーストラリア・シドニー、共同創業者兼CEO:Will Crowe)が軌道上からの光学撮影を担当したということです。

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