古野電気、次世代衛星測位「Pulsar」実信号の受信に成功 国内初

古野電気、次世代衛星測位「Pulsar」実信号の受信に成功 国内初
GNSS(※1)に対するスプーフィング(※2)信号を受信している環境下でも、Pulsar信号を高い信号強度で受信している様子
※1:GPSなどを含む、人工衛星を利用した測位システムの総称
※2:偽のGNSS信号を送信し、受信機に誤った位置・時刻情報を取得させる行為
Credit: 古野電気株式会社 プレスリリース

2026年8月6日、古野電気株式会社(兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男)は、米国の宇宙スタートアップXona Space Systems, Inc.(アメリカ・カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:Brian Manning、以下Xona)が展開する次世代低軌道衛星測位(LEO-PNT)サービス「Pulsar」の衛星から送信された実信号を、2026年6月に西宮市で受信確認したと発表しました。

古野電気は、Pulsar衛星の実信号受信確認は日本国内で初めてだとしています。

同社はあわせて、2026年7月に福島ロボットテストフィールドで実施されたGNSSスプーフィング試験でも、GNSSに偽の信号が送られる環境下で、市販のGNSSアンテナを使ってPulsar衛星信号を安定して受信できたと発表しました。

古野電気は2026年2月、XonaとLEO PNTソリューション開発に向けた基本合意書を締結しており(参考記事)、協業を進めてきました。今回の受信確認は、既存の技術を活かしてGNSSとの互換性を維持しながら、より安全な測位・時刻同期を実現できる可能性を示すものだとしています。

なお、Xonaは2026年3月に、トヨタのグローバル投資ファンドなどから約272億円を調達したことを発表しており、PNTサービスを提供する258機規模の衛星網構築を計画しています(参考記事)。

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