大樹町・SPACE COTAN・スペースデータ、デジタル技術を活用したロケット高頻度打上げの実現性検討でMOU締結

大樹町・SPACE COTAN・スペースデータ、デジタル技術を活用したロケット高頻度打上げの実現性検討でMOU締結
Credit: SPACE COTAN株式会社 プレスリリース

2026年7月31日、北海道大樹町(町長:黒川豊)とSPACE COTAN株式会社(北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長兼CEO:小田切義憲)、株式会社スペースデータ(東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽)の3者は、北海道スペースポート(HOSPO)での高頻度ロケット打上げの実現に向けた基本合意書(MOU)を締結したと発表しました。

今回の合意では、宇宙港のビジネスモデルや運用コンセプトの検討、安全基準の策定などで3者が連携。下記の役割分担で検討を進めていくということです。

大樹町:関係自治体との連携調整、住民への説明・合意形成プロセスの整理、災害時対応の整理など
SPACE COTAN宇宙港ビジネスモデルや運用コンセプトの検討、安全基準案の策定、海外先行事例の調査など
スペースデータ:デジタルツイン技術を活用した環境影響・リスクの可視化手法の検討、ステークホルダー間の合意形成手段の検討など

スペースデータ代表の佐藤航陽氏は「宇宙輸送の高頻度化は、技術や需要だけでなく、地域社会との合意形成をどう積み上げていくかが鍵」とし、同社のデジタルツイン技術やフィジカルAI技術を活用することで「ロケット打上げが地域の環境や産業に与える影響やリスクを、関係者が同じ画面で確認できる形に可視化することができる」とコメントしています。

HOSPOは商業宇宙港として2021年4月に本格稼働。現在、人工衛星の打上げに対応する射場Launch Complex 1(LC1)の整備が進められていますが、SPACE COTANでは今後、高頻度打上げ可能な射場Launch Complex 2(LC2)や、大型ロケット・有人ロケット打上げに対応するLaunch Complex X(LCX)や、P2P(高速2地点間輸送)の受け入れに向けた滑走路新設も見据えているとしています。

【編集部よりお知らせ】ニュースのまとめや新着記事をお知らせ!メールマガジン(不定期配信)のご登録はこちらから

あわせて読みたい