2026年8月27日、小型SAR衛星コンステレーションの運用やインテリジェンス提供を手がけるICEYE(フィンランド・ヘルシンキ、共同創業者:Rafal Modrzewski、Pekka Laurila)は、非営利・独立の研究機関であるウォーター・インスティテュート(アメリカ・ルイジアナ州、代表:Beaux Jones、以下Water Institute)との戦略的パートナーシップを締結したと発表しました(ICEYEによる発表)。
パートナーシップを通じ、Water Instituteが提供している洪水予測プラットフォーム「FloodID」とその開発チームをICEYEに迎えることで、米国政府機関や緊急事態対応組織、再保険会社向けの洪水情報提供機能を拡張するということです。
ICEYEは世界の気象予報や流域の脆弱性、過去の地球観測データを組み合わせ、最大96時間前の事前通知が可能な洪水早期警報ソリューションとともに、実際に洪水が発生した際には、同社のSAR衛星コンステレーションによる洪水範囲・水深・建物ごとの被害状況などの情報を提供するサービスを手がけています。
ICEYEは、FloodIDの洪水予測モデルと同社の衛星観測を組み合わせることで、観測データに基づいた予測が可能になるとしています。また、洪水発生中、新たな衛星データが追加されるたびに予測が更新され、洪水の進展を継続的に把握できるため、意思決定に寄与するということです。
気候変動などによって洪水リスクへの対応が重要となる中、予測モデルと衛星観測を組み合わせたこうしたソリューションへの需要は、今後さらに高まるとみられます。
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