理研発BEAM Technologiesが2.2億円調達 宇宙で半導体を製造 レゾナック・日本低軌道社中とも連携

理研発BEAM Technologiesが2.2億円調達 宇宙で半導体を製造 レゾナック・日本低軌道社中とも連携

2026年6月24日、株式会社BEAM Technologies(東京都千代田区、代表取締役CEO:飯村一樹)は、シードラウンドとして総額2.2億円の資金調達を完了したと発表しました。

今回の資金調達は第三者割当によるもので、UntroD Capital Japan株式会社、株式会社DG Daiwa Ventures、ごうぎんキャピタル株式会社、シンニチ工業株式会社に加え、シンニチ工業株式会社代表取締役社長の木下雄輔氏、株式会社Midtown代表で株式会社ispace 元取締役COOの中村貴裕氏が引受先となっています。

BEAM Technologiesは2022年設立の理化学研究所(理研)発スタートアップ。化合物半導体デバイスに関する技術的知見を基盤に、高品質な結晶生成が可能な微小重力空間での半導体製造を目指しています。

同社代表の飯村一樹氏は、2017年にJAXA宇宙探査イノベーションハブに採択されたことを機に紫外線LED研究を開始。その後、2022年から2025年まで理化学研究所「ウイルス不活化LEDシステム研究チーム」チームリーダー(PI)を務め、その技術の社会実装を目指して同社を設立したということです。

BEAM Technologiesでは、今回調達した資金を元に、地球の重力下では製造が困難な化合物半導体の超高品質結晶を微小重力環境で製造するプラットフォームの構築に取り組むとしています。

また、6月25日には株式会社レゾナック(東京都港区、代表取締役社長CEO:髙橋秀仁)がBEAM Technologies、株式会社日本低軌道社中(東京都中央区、代表取締役社長:山本雄大)らと地球低軌道(LEO)における半導体製造事業の実現に向けた覚書を締結したことも発表されました。

AIの普及に伴って半導体への需要が高まる中、宇宙での半導体製造に向けた動きは今後も国内外で活発になるとみられます。

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