2026年6月30日、SSC Space(スウェーデン・ソルナ、CEO:Charlotta Sund)とFirefly Aerospace(アメリカ・テキサス州、CEO:Jason Kim、以下Firefly)は、スウェーデン北部のエスレンジ宇宙センターに整備中の軌道打上げ施設「Launch Complex 3C」で、発射台建設が最終段階に入ったと発表しました(SSC Spaceによる発表)。
Fireflyによる初打上げは、2028年の予定だということです。
SSC Spaceによると、これまでに管制センターやペイロード処理施設、ロケット統合施設などの主要インフラが完成したとのこと。また、米国製のロケットをスウェーデンから打ち上げるための認可手続きの円滑化や、米国の宇宙技術を保護しながら輸出するための技術保護協定(TSA)といった法的枠組みも整備してきたということです。
さらに、SSC Spaceはスウェーデン国防装備庁(FMV)と2億900万スウェーデンクローナ(約31億円)の契約を締結し、同契約を通じてFireflyの小型ロケット「Alpha」を用いて、スウェーデン軍がエスレンジから自国の衛星を打ち上げられるようにするとしています。
高緯度に位置するエスレンジ宇宙センターは太陽同期軌道や極軌道への投入に適しており、欧州本土初の打上げ拠点として、防衛・商業の両面で期待されています。
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