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3/31宇宙ニュース・米Xona、地球低軌道での測位サービス展開加速に向け約272億円を調達 ほか3件

米Xona、地球低軌道での測位サービス展開加速に向け約272億円を調達

2026年3月26日、次世代の測位・航法・タイミング(PNT)サービスの開発を手がけるゾナ(アメリカ・カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:Brian Manning、以下Xona)は、シリーズCとして1億7,000万ドル(約272億円)の資金調達を実施したと発表しました(Xonaによる発表)。

なお、同社への投資ラウンドには、トヨタのグローバル投資ファンドであるWoven Capitalが参画しているほか、ソリューション開発で日本の古野電気と基本合意を締結しています(参考記事)。

同社は、地球低軌道(LEO)に構築する衛星コンステレーションによるPNTサービス「パルサー(Pulsar)」の展開を進めており、今後数年かけて258機の衛星を軌道上に配備する計画です。

今回調達した資金は衛星の生産規模拡大などに充てられるということです。

QPS研究所と日特建設、衛星データによる法面変位監視に向けた実証を開始

Credit: 株式会社QPS研究所 ウェブサイト

2026年3月30日、株式会社QPS研究所(福岡県福岡市、代表取締役社長CEO:大西俊輔)は、日特建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:和田康夫)と共同で「法面変位監視」の実証を開始したと発表しました。

両社によると、近年、日本全国で法面(のりめん)の老朽化が進行しており、外見では判別できない内部の空洞化や土砂流出が深刻な課題となっているとのこと。

しかし、点検対象箇所の数に比べて予算や人員が限られ、また現場調査などには危険も伴うことから、予防保全の大きな障壁になっているということです。

これに対し、実証では時間帯や天候にかかわらず観測が可能な合成開口レーダー(SAR)衛星のデータを活用。日特建設が昨年、茨城県坂東市に開設した試験場「NITTOCテストフィールド」内の盛土法面に複数のコーナーリフレクタを設置して29日にQPS研究所の衛星「ヤチホコ-Ⅰ」が観測を行ったところ、得られたSAR画像からコーナーリフレクタの位置、状況が確認できたということです。

同社は、高精細SAR画像が地すべりや法面崩落などの監視・リスク評価に適用可能な見込みを示しているとしています。

スカパーJSAT「宇宙に関する意識調査2026」の結果公表

2026年3月31日、スカパーJSAT株式会社(東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉英一)は、「宇宙に関する意識調査2026」の結果を公表しました。

調査は全国の15~69歳の男女1,000名を対象に、今月3〜5日の3日間、インターネットで実施。

全回答者のうち、「宇宙に関心がある」と回答したのは50.7%で、最も高かったのは50代男性の67.5%でした。

Credit: スカパーJSAT株式会社 プレスリリース

「人生で一回は宇宙に行ってみたいと思う」という質問に対し、「行ってみたい」と回答した人の割合は全体で34.7%。男女・世代別では、10代男性が最も高く54.2%、次いで10代女性の48.2%と、特に若い世代で「宇宙へ行く」ことへの関心が高いことがうかがえる結果となりました。

Credit: スカパーJSAT株式会社 プレスリリース

また、「宇宙ビジネスは将来有望だと思う」という質問では全体の47.6%が「有望だと思う」と回答。10代と50代以上では50%以上が有望と回答し、若い世代とシニア世代の期待が特に高い結果となっています。

Credit: スカパーJSAT株式会社 プレスリリース

さらに「有望だと思う」と回答した人に対し、有望だと思う宇宙ビジネスの種類を聞いた質問では、1位 衛星通信サービス(43.1%)、2位 位置情報サービス(42.0%)、3位 宇宙旅行サービス(36.3%)、4位 人工衛星・ロケットの製造(36.1%)、5位 衛星画像サービス(32.1%)となりました。

ロシア、ソユーズ後継の新型宇宙船を2028年にも投入へ Roscosmos発表

2026年3月27日、ロシアの宇宙機関・Roscosmos副CEOのセルゲイ・クリカレフ(Sergey Krikalev)氏は、同国で長く物資や人員の輸送を担ってきた宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」に代わる新型宇宙船が、2028年に初飛行を行う予定であることを明らかにしました(タス通信による報道)。

国営タス通信の報道によると、クリカレフ氏は、すでにシステムを高精度に再現した宇宙船の模型が製作されていることや、ヘリコプターからの投下試験も実施される予定だと語ったということです。

この新型宇宙船は、地球低軌道(LEO)の宇宙ステーションへ人や物資を輸送するために設計されていますが、ソユーズの後継として、ロシアなどが計画する月探査計画にも用いられる想定であるとのこと。

LEOで最長1年間、月面ステーションで最長180日間滞在でき、軌道用の設定では最長30日間、月面用の設定では最長10日間の自律飛行が可能だということです。

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