2026年7月7日、宇宙港開発企業のマリタイム・ローンチ・サービシズ(Maritime Launch Services、カナダ・ノバスコシア州、創業者・社長兼CEO:Stephen Matier、以下MLS)とイザール・エアロスペース(ドイツ・ミュンヘン、共同創業者兼CEO:Daniel Metzler、以下Isar Aerospace)は、ノバスコシア宇宙港でIsar Aerospaceのロケット「スペクトラム(Spectrum)」専用の打上げ施設を開発するための契約を締結したと発表しました(MLSによる発表)。
両社は今年5月に意向表明(LOI)を発表しており、これが正式契約に移行したかたちです。なお、同契約は作業内容やインフラ整備など一定の条件を満たすことが前提となっています。
契約では、MLSが発射台を含む認可済みの打上げ施設や組立・統合・試験施設、管制センター、ペイロード統合施設を提供し、Isar AerospaceはSpectrumの設計・製造・打上げまでを含む一貫した打上げサービスを担うとのこと。また、これに合わせカナダ法人イザール・エアロスペース・カナダ(Isar Aerospace Canada)も設立されました。
施設整備は2026年中の着工、2028年の初回打上げを目標としており、2029年までに年間最大40回の打上げに対応できる体制を目指すとしています。また、施設を使用できる契約期間は10年間で、四半期ごとにMLS社に375万ドル(約6億円)が支払われるということです。
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