スペースワン、「カイロス」によるSarmonyの薄型衛星打上げでMOU締結

スペースワン、「カイロス」によるSarmonyの薄型衛星打上げでMOU締結
左から、スペースワン株式会社 企画・営業本部 主任の宝蔵蓮也氏、同 執行役員 企画・営業本部長の八木秀徳氏、Sarmony株式会社 代表取締役の齋藤宏文氏、同 取締役 COO の原芳久氏
Credit: スペースワン株式会社 プレスリリース

2026年8月28日、スペースワン株式会社(東京都港区、代表取締役社長:豊田正和)は、超低軌道(VLEO)向けの薄型衛星の開発を手がけるSarmony株式会社(東京都中央区、代表取締役:齋藤宏文)と、Sarmonyが開発する小型人工衛星の打上げに関する覚書(MOU)を締結したと発表しました。

両社は2028年中を目途に、スペースワンが開発・運用するロケット「カイロス」による、Sarmonyの技術実証衛星の打上げを目指して調整を進めます。

Sarmonyは、薄型人工衛星バス「DiskSat」をベースに開発した合成開口レーダー(SAR)搭載の地球観測衛星「SAR DiskSat」を活用し、VLEOコンステレーションによる高頻度・高解像度の地球観測サービス実現を目指すスタートアップ。同社は今年3月に、宇宙戦略基金第2期「革新的衛星ミッション技術実証支援」に採択されており、現在、Xバンド SAR DiskSat技術実証衛星の開発を進めています。

なお、DiskSatは、米国のThe Aerospace Corporationが開発した円盤型の小型衛星プラットフォームで、薄型・軽量の設計により、空気抵抗の影響が大きいVLEOでの長期運用に適しています。また、円盤を積み重ねるように複数機を小型ロケットに搭載しやすい構造も特徴です。

また、両社は2029年以降も、カイロスロケットによるSarmonyの実証衛星等の10機程度の継続的な打上げに向け、協議を進める予定だとしています。

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