2026年6月4日、NTT株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員CEO:島田明)は、宇宙向け光通信プラットフォームの開発を手がけるMBRYONICS(アイルランド・ゴールウェイ、CEO:John Mackey)と、宇宙向け光通信分野におけるパートナーシップに関する覚書(MoU)を締結したと発表しました。
MBRYONICSは衛星間や衛星と地上の間をつなぐレーザー光通信技術に強みをもつ企業で、宇宙での通信ネットワーク構築に取り組んでいます。
NTTでは以前から次世代情報通信基盤構想「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network、アイオン)」のもと、地上ネットワーク分野における光通信・信号処理技術の研究開発を進めてきましたが、宇宙通信を手がけるMBRYONICSとの協業は「IOWNが宇宙へ」踏み出す重要な一歩となるとしています。
今回の覚書に基づき、MBRYONICSはNTTのデジタルコヒーレント技術を搭載した光トランシーバモジュールの開発を進めるとのこと。同光トランシーバモジュールは商用化が予定されている複数の宇宙向け光通信端末(OCT)にも組み込まれる予定で、光トランシーバモジュールを適用することで、宇宙空間での通信速度を従来方式の10倍以上、向上させることが可能になるということです。
両社は宇宙光通信分野におけるビジネス展開に向けた検討を進め、NTTグループ全体での宇宙ビジネス「NTT C89」の事業拡大を進めていく構えを示しています。
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