米GITAI、ロボットアーム付き衛星のフライトモデルが完成 軌道上サービスでの活用見据え宇宙実証へ

米GITAI、ロボットアーム付き衛星のフライトモデルが完成 軌道上サービスでの活用見据え宇宙実証へ

2026年6月16日、宇宙ロボットの開発等を手がけるGITAI USA(アメリカ・カリフォルニア州、CEO:中ノ瀬翔、以下GITAI)は、ロボット衛星による技術実証ミッション「S3」で打ち上げるロボットアーム付き衛星のフライトモデルが完成したと発表しました(GITAIによる発表)。

S3ミッションは、将来的な軌道上サービスの実現に向けて必要となる、「自律的なランデブーおよび近接運用(RPO)」「運用側と連携していない衛星(非協力衛星)との自律的なドッキング」「ロボットによるサービス運用」「制御された軌道離脱運用」の4つの技術の実証を目的とするもので、衛星プラットフォームからロボットアームシステムのすべてを同社が開発したということです。

同社によると、今回開発したロボットアーム・システムは専用インターフェースの取り付けなど、事前の改修をせずとも対象の宇宙機を自律的に識別し、ドッキング操作を実行できるとのこと。

商用用途としては宇宙機の寿命延長サービス、政府および防衛用途としては衛星の軌道変更や廃棄・軌道離脱操作のサポートに活用できるとしています。

なお、S3ミッションの打上げ準備はほぼ完了しているものの、同社が米宇宙軍のプログラムにおいて主契約企業に選定されたことから、同プログラムの遂行を優先するため、当初、今年10月に予定されていた打上げは2028年以降に延期されるということです。

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