2026年7月9日、株式会社ElevationSpace(宮城県仙台市、代表取締役CEO:小林稜平)は、Space Cargo Unlimited(ルクセンブルク、共同創業者兼CEO:Nicolas Gaume、以下SCU)と、軌道上実証・実験に関する基本合意書(MoU)を締結したと発表しました。
SCUが開発・運用する自律型ペイロード運用プラットフォーム「BentoBox」を、ElevationSpaceのフリーフライヤー型軌道上実証・回収衛星へ統合・搭載することを目指します。
これまで、宇宙実験を実施する際には実験を行う企業自身が熱変化や振動、放射線といった宇宙特有の環境に合わせた実験装置を開発しなければならないという大きなハードルがありました。しかし、SCUの「BentoBox」は、軌道上実証・実験用に標準化されたパッケージであるため、実験を希望する顧客は宇宙に関する専門知識がなくとも実験サンプルを宇宙に送ることができるといいます。
MoU締結を受け、両社はElevationSpaceが開発を進めるフリーフライヤー型軌道上実証・回収衛星への同パッケージ搭載に向け、顧客が求める具体的な要件の定義を行うということです。
また、ElevationSpaceは将来機の開発において「BentoBox」の搭載を検討し、SCU側も将来機に最適化された同プラットフォームの開発を検討するとのこと。将来的に、年1回以上の定期的な共同ミッションの実現を目指すとしています。
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