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田村淳氏がオリジナルの人工衛星を製作!プロジェクトの全貌を明らかに
2023年8月25日、「新しい未来のテレビ」として多彩なジャンルの番組を24時間365日放送するABEMAは、タレントの田村淳氏と共同で人工衛星の打上げを目指すプロジェクトの生発表会を開催した。
『田村淳の宇宙チャレンジ ’24』と名づけられたこの取り組みは、子どもの頃からロケットを飛ばすことを夢見ていたという田村淳氏肝いりのプロジェクト。
いつかロケットを飛ばしたいという思いのもと、宇宙ビジネスを学ぶ中で人工衛星を製作し打ち上げることを思い立ち、今回のプロジェクト企画に至ったという。
発表会には、田村淳氏とともにプロジェクトを進めるお笑いトリオ・ニブンノゴ! の森本英樹氏も参加。
田村氏の後輩である森本氏は、以前から田村氏の宇宙に対する夢や思いを聞いていたというが、「こうして一緒にプロジェクトをすることになり、驚いている」と語った。
田村氏は発表会の席上、夢を口に出して周囲に伝えることの重要性を強調。
「子どもの頃から宇宙は好きだったが、それを周囲の人に話していたことで宇宙の話題が舞い込むようになって宇宙関連の人と知り合うことになり、今回のチャレンジにつながった。成功するかどうかは誰にもわからないが、みんなで挑戦したい」と今回のチャレンジにかける思いを話した。
チャレンジへの参加クルーを募集、人工衛星ミッションのアイデアコンテストも開催
今回のチャレンジは、「みんなが参加できる」ことも大きな特徴だ。
プロジェクトにかかわるクルーを一般から募集するほか、人工衛星に搭載するミッションについては、アイデア募集のコンテストを開催する。
コンテストはウェブで応募を受け付け、その後、書類審査の通過者は田村氏とDigitalBlast社に向けてプレゼン。アイデアが採用された際には、プロジェクトメンバーの一員として、人工衛星の開発から人工衛星に搭載されたミッションが発動する瞬間まで、ともに立ち会うことができる。
搭載ミッションのアイデアは、9/1(金)から受付開始。
応募詳細や応募フォームは、『田村淳の宇宙チャレンジ’24』公式ホームページで公開される。
アイデアコンテストについて田村氏は、「ハードルが高く感じるかもしれないが、小学生でもできると思います。こんな衛星考えたけど、出来るかな? ぐらい気軽に応募してほしい」と、宇宙とのつながりがなかった人にこそ参加してほしいと期待を語った。
田村氏はクルー応募やアイデアコンテスト参加に迷う人に向け、「アイデアはなくても、このプロジェクトを見続けてくれる方もクルーだと思っています。まずは 『#淳の宇宙チャレンジ』で応援コメントをXにポストしてください! アイデアコンテストは無料で参加できます。年齢制限なし。できるだけみんなの想いを載せた衛星にしたいと思っていますので、どんなアイデアでも良いのでぜひ参加してください」と呼びかけた。
宇宙開発や人工衛星づくりに関する特別映像も公開
今回のプロジェクトでは、株式会社DigitalBlastが企画監修を行う。
同社はこの日の発表会に際し、「田村淳さんの夢や、『誰でも宇宙に挑戦でき、参加できる』という思いを伺い、私たちが目指す世界観と近く、大変共感いたしました。宇宙は決して難しいところでも、特別な場所でもありません。このチャレンジを機に、多くの皆さまに宇宙とつながっていただきたいと思っています」とコメントを寄せた。
また、宇宙開発や人工衛星製作についての特別映像も公開されており、人工衛星の種類や製作方法やその難しさ、搭載するミッション、衛星運用についてなどが解説されている。
衛星打上げの時期や場所などは、搭載するミッションの内容などにも左右されるため、現時点で確定はできないということだが、田村氏は打上げ時期は来年秋頃を想定していると語った。
ABEMAは本プロジェクトに密着し、2024年内に完全ドキュメント特別番組の独占放送を行う予定。田村淳氏とABEMAの、「宇宙」に向けた壮大なプロジェクトに注目だ。
『田村淳の宇宙チャレンジ’24』プロジェクト発表会生放送の様子は本日から1週間、ABEMA SPECIAL チャンネルにて無料で視聴できる。 また、プロジェクト予告動画もABEMAで視聴できる。
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