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11/5宇宙ニュース・H3ロケット4号機打上げ成功 防衛省の衛星「きらめき3号」を軌道に投入 ほか3件

H3ロケット4号機打上げ成功 防衛省の衛星「きらめき3号」を軌道に投入

H3ロケット4号機打上げ時の画像(観望台屋上から撮影)
Credit: JAXA

2024年11月4日15時48分00秒、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターからH3ロケット(参考記事)4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げを行い、打上げから約29分11秒後に「きらめき3号」を正常に分離したことが確認された。

「きらめき3号」は今後、静止軌道上での性能確認試験を経て、今年度中を目途に運用を開始する予定。

自衛隊の衛星通信は主にX、Ku、L、Kaの周波数帯域(バンド)を使用しており、Xバンドは、作戦部隊の指揮統制や作戦情報支援など、部隊行動にかかわる重要な通信に使用されている。今回の打ち上げ成功で、防衛省のXバンド通信衛星は当初予定していた3機態勢が完成することになる。

NASAとSpaceXによる31回目の商業補給ミッション、ISSに向け打上げ

Credit: NASA

アメリカ東部標準時の2024年11月4日午後9時29分、SpaceX社のドラゴン宇宙船がフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた(NASAによる発表)。

これはNASAとSpaceXによる31回目の国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションで、6,000ポンド以上の物資をISSに届ける。物資の中には、クルー用の食糧、装備などに加え医学や生物学、物理学に関係する科学実験の装置なども含まれている。

ドラゴン宇宙船は、11月5日午前10時15分頃(日本時間 11月6日午前0時45分)にISSのハーモニーモジュールにある前方ポートに自律的にドッキングする予定。

中国の宇宙ステーション「天宮」からクルー3名が地球に帰還

クルー帰還を伝える中国中央電視台のYouTube
Credit: CCTV中国中央電視台YouTube

2024年11月4日、中国の有人宇宙船「神舟18号」の帰還カプセルが東風着陸地点に着陸し、葉光復氏、李聡氏、李光洙氏の3名の宇宙飛行士が地球に帰還し、6カ月以上にわたるミッションを終えた。

帰還のニュースを伝えた中国中央電視台(CCTV)は、神舟18号のクルーは、中国の宇宙ステーション「天宮」の建設が始まってから7人目のミッションを完了したクルーであり、各クルーは出発から帰還までのミッションのさまざまな段階で多くのテストを経験したとしている。

JAXAの宇宙医学研究ディレクタに東北大学の山本雅之教授が就任

2024年11月1日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、同日付で、山本雅之教授(東北大学東北メディカル・メガバンク機構長)が宇宙医学研究ディレクタに就任したと発表した。

山本氏は1983年に東北大学医学系研究科を修了(医学博士)。米国ノースウエスタン大学博士研究員や筑波大学 先端学際領域研究センター教授、東北大学大学院医学系研究科医化学分野教授等を経て、2012年2月から東北大学東北メディカル・メガバンク機構の機構長を務めている。

宇宙関連では、小動物飼育装置を利用したマウス飼育ミッション(MHU-3、MHU-9)の研究代表者やきぼう船内利用フラグシップミッションの選定テーマの提案者であるほか、きぼう利用推進有識者委員会の副委員長を務めている。

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