春が近づく3月となりました。ここ2年では、コロナ禍で天文宇宙イベントの多くがオンラインでの開催や中止になっていましたが、コロナ対策をしっかりした上でリアルでのイベントを実施するところも増えてきました。
今回は、今月3月開催の大人も子どもも楽しめる宇宙開発や天文宇宙のリアルイベントを2つピックアップしてご紹介します。
◆目次
・国際宇宙産業展 ISIEX(東京ビックサイト)
・星マルシェ(三鷹中央通り商店街)
国際宇宙産業展 ISIEX
世界最大級のロボット展示会「2022国際ロボット展」の併催特別企画展示として、宇宙開発事業に特化したロボットや製品、サービスなどが展示される「国際宇宙産業展 ISIEX」が開催されます。実際に宇宙ビジネスに関わる方とのコミュニケーションや、宇宙で実働する技術開発に触れることができる機会です。
ロケットや人工衛星の製造にかかわる産業にとどまらず、多岐にわたり宇宙ビジネスにかかわる出展者が集まります。
会場では、オンラインだけでなく、インターステラテクノロジズ株式会社やインマルサット株式会社、株式会社ダイモンなど、ロケット、人工衛星サービス、月面ロボットを製作する国内外の会社のリアル・セミナーも開催されます。
・開催日時:2022年3月9日(水)~12日(土)10:00~17:00
・入場料:1,000円(入場登録者、中学生以下は無料)
・会場:東京ビッグサイト・西ホール
・出展者:インターステラテクノロジズ、UZUME(月火星の縦孔・地下空洞探査)計画、宇宙航空研究開発機構、宇宙の店、ABLab、鹿島建設、システム計画研究所、SOOM、スパイスサーブ、SPACE WALKER、スペース・コタン、ダイモン、竹中工務店、駐日英国大使館 国際通商部、春山純一研究室(JAXA/宇宙科学研究所)、Pale Blue、三井住友海上火災保険、三井物産エアロスペース、YAOKI エデュケーション&エンターテインメント、有人宇宙システム、リーマンサット・プロジェクト、ルクセンブルク貿易投資事務所、レストラン ラッセ、ロボットビジネス支援機構、RobiZy宇宙部会、オキノ工業ロボティクス、SPEC、タキゲン製造、三菱ケミカル、ワープスペース
・主催:日刊工業新聞社
・後援:一般社団法人 日本航空宇宙学会
駐日英国大使館 国際通商部
ルクセンブルク貿易投資事務所
・協力:国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構
・公式サイト https://biz.nikkan.co.jp/eve/isiex/
Credit : 日刊工業新聞社
星マルシェ
国立天文台のある星の街、三鷹で「星と宇宙」をテーマに開催される「星マルシェ」。
三鷹駅南口にのびる直線300メートルを超える中央通り商店街に、「星と宇宙」をテーマとしたクラフトマーケットや縁日、ワークショップ、演劇や実験ショーなど、星や宇宙を体感できるたくさんの企画が展開されます。
クラフトマーケットやワークショップエリアでは、オリジナルグッズの販売だけでなく、本物の隕石や人工衛星に触れることができ、自分だけのグッズ製作や工作などのワークショップを行う出展者も集まっています。
また、宇宙演劇や実験ショーなどリアルショーだけでなく、プラネタリウムや天体望遠鏡や国立天文台が開発したシミュレーションソフトで天文学を体験できるなど、子どもから大人まで多世代が天文・宇宙を学び、遊ぶことのできるイベントです。
・開催日時:2022年3月20日(日)12:00~18:00
・場所:三鷹中央通り商店街
・主催:共同組合 三鷹中央通り商店会、M-マルシェ実行委員会
・企画運営: 星マルシェ実行委員会
・後援:三鷹市、三鷹市教育員会
・公式サイト https://hoshimarche-web.jimdofree.com/
Credit : 星マルシェ
Sahoko Kito