社会人からお子さんも楽しめる!2022年宇宙系イベントまとめ

ZOZO創業者の前澤友作氏のISS滞在を始め、2021年は多くの民間人が宇宙に行ったことが話題になりました。民間人…と言っても一握りの人たちだと感じてしまいそうですが、少しずつ宇宙は身近なものになってきています。

そこで今回は一般の方でも参加できる2022年1月から3月に開催予定の宇宙関連イベントをピックアップして紹介します。

 

◆目次

・超小型衛星利用シンポジウム2022

・国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウム2022

・第33回 宇宙技術および科学の国際シンポジウム in 大分別府大会

・種子島ロケットコンテスト

・星空ワークショップ―冬の星空を楽しもう!

・立体星図工作―宇宙の3D地図を作ろう

 

《超小型衛星利用シンポジウム2022》

キーワード:超小型衛星、オンライン・オフライン同時開催、研究者から一般の方向け

 

超小型衛星(100kg以下)を活用した宇宙科学、地球観測ミッションのアイデア、最新の技術や最新の国内の衛星打上げ・放出サービスに関する動向などをそれぞれの分野の専門家が発表します。

さらに今後どのようなミッションが効果的に実現できるか、また、それを進めるにはどのような戦略、方策をとればよいかについて議論していくシンポジウムです。

 

・開催日時:2022年1月18日(火)9:30~17:45

・参加費:無料

・会場:X-NIHONBASHI TOWER※オンライン参加可

・主催:JAXA 新事業促進部

・公式サイト:https://aerospacebiz.jaxa.jp/cubesatlv2022/


第1回シンポジウムウエブページより抜粋 Credit:東京大学

《国際宇宙ステーション「きぼう」利用シンポジウム2022》

キーワード:国際宇宙ステーション「きぼう」、オンライン開催、研究者から一般の方向け

 

国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」利用の拡大と挑戦についての情報発信をすることと、未来につながる「きぼう」利用の姿を議論することを目的として、「きぼう」利用シンポジウム2022が開催されます。

昨年度に引き続きオンライン開催とし、サイエンス利用、ビジネス利用、技術実証利用などについて、パネルディスカッション形式での話を聞くことが出来ます。各研究分野の専門家を始め、ビジネス領域の第一線で活躍されている方など豪華なメンバーが登壇します。さらにJAXAとNASAの共同ワークショップとして、最新の米国の宇宙環境利用に関するトピックを報告される予定です。

 

・開催日時: [Day1] 2022年1月19日(水)19:00~

[Day2] 2022年1月26日(水)19:00~

[Day3] 2022年2月2日 (水)19:00~

[Day4] 2022年2月16日(水)19:00~

・参加費:無料

・会場:オンライン開催(YouTube Live)

・主催:JAXA

・公式サイト:https://iss-kibo.space/2021/

・プログラム:https://iss-kibo.space/2021/program.html





《第33回 宇宙技術および科学の国際シンポジウム in 大分別府大会》    

キーワード:大分県、オフライン開催、研究者から一般の方向け

 

日本国内外の宇宙工学、宇宙科学、宇宙理学、宇宙医学、宇宙法等、宇宙に関連する多くの分野の専門家が研究発表を通じて交流を深め、宇宙活動を一層活性化することや次世代を担う人材育成を目的に開催されるシンポジウムです。プログラム内容では、20分野の学術セッションと学生セッション、またトピック的なテーマや注目をあびている分野の特別セッションが予定されています。

 

・開催日時:2022年2月26日(土)~2022年3月4日(金)

・参加費:無料

・会場: B-ConPlaza 別府国際コンベンションセンター

・主催: 第33回ISTS大分別府大会地元事業実行委員会事務局

・公式サイト:https://ists.pref.oita.jp/


Credit:第33回ISTS大分別府大会地元事業実行委員会事務局

《第18回 種子島ロケットコンテスト》

キーワード:種子島、オンライン開催、ロケット開発者・学生向け

 

あなたが工夫して製作したモデルロケットや搭載機器(ペイロード)を、日本で一番宇宙に近い場所“種子島”から打ち上げてみませんか。ロケット部門・CanSat部門より構成され、モデルロケット・CanSat技術発表会も行われます。

 

・開催日時:2022年3月6日(日)~2022年3月10日(木)

・参加費: コンテスト参加者:2,000円(学生)3,000円(社会人)

チームの指導者:3,500円

見学者:2,000円(学生)3,500円(社会人)

・会場: 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターグラウンド

・主催: 種子島ロケットコンテスト大会実行委員会

・公式サイト:http://www.jaxa-rocket-contest.jp/




Credit:種子島ロケットコンテスト大会実行委員会

《星空ワークショップ―冬の星空を楽しもう!》

キーワード:星空観察、プラネタリウム、オフライン開催、一般の方向け

 

冬は空気が澄んでいるため夜空の星空が綺麗に見ることが出来ます。そんな冬の夜空に輝く星空を望遠鏡で観察することが出来るイベントです。プラネタリウムで星のお話を聞いた後に、実際の星空を楽しむことが出来ます。

 

・開催日時:2022年2月11日(金)18:00~20:00

・参加費:大人:1500円 小中学生:800円 未就学児童:無料

・会場:町田薬師池四季彩の杜西園(東京都町田市本町3105薬師池西公園ラボ・体験工房)

・公式サイト:https://machida-shikisainomori.com/

・予約ページ:https://ws.formzu.net/fgen/S25612582/



《立体星図工作―宇宙の3D地図を作ろう》

キーワード:立体星図、ワークショップ、オフライン開催、一般の方向け

 

北斗七星を例に、星々までの距離の違いが実感できる、立体星図を作るワークショップです。

地上から見る星は夜空に張り付いて輝いているように捉えられますが、実際は地球から星々までの距離はそれぞれ異なっています。また、一般的に星を探す際に使用する星座早見盤では、地球から星々までの距離を実感することは難しいですが、立体星図にすることで星々までの距離と宇宙の広がりを感じることが出来ます。さらに、暗い場所で光るため、まるで宇宙を手のひらに乗せたような感覚を味わうことができるのではないでしょうか。

 

・開催日時:2022年1月8日(土)~2022年3月6日(日) の土日 10:00~17:00

・参加費:1,500円(別途入場料600円)

・会場:手作り科学館 Exedra(千葉県柏市末広町9-6柏嶋屋荘)

・公式サイト:http://selexedra.stars.ne.jp/

・予約ページ:https://airrsv.net/Exedra/calendar



今回ご紹介したように、宇宙の最新情報を知ことができるシンポジウムからお子さんと一緒に楽しめるようなイベントまで、さまざまなイベントが予定されています。

今後も新しい情報が公開され次第紹介していきますのでお見逃しなく!


SPACEMedia編集部