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九工大とSpace BD、高校生対象の宇宙・衛星開発アントレプレナーシップ教育を実施

Credit: Space BD株式会社

宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育事業などを展開するSpace BD株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 永崎将利)は、2023年10月23日、国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長 三谷康範)とともに、高校生を対象にした宇宙・衛星開発アントレプレナーシップ教育プログラム(Space Business Bootcamp)を開催することを発表した。

対象は高校生で、申し込み期限は2023年11月8日(水)。
プログラムは2023年11月12日(日)より全5回の予定で開始される。

宇宙・衛星開発アントレプレナーシップ教育プログラム(Space Business Bootcamp)の内容
Credit: Space BD株式会社

産学共同で宇宙分野の起業家人材を育成

Space BDでは、これまでにも未知への挑戦やグローバル舞台の体現である宇宙をテーマに、変化の激しい社会に求められる力を育成するための基礎となるさまざまなプログラムをアントレプレナーシップ(起業家精神)教育として展開してきた。

Space BDの教育事業
Credit: Space BD株式会社

宇宙ベンチャーと学術機関での宇宙開発のリアルを体感

今回、Space BDが協働する九州工業大学は、学術機関における小型・超小型衛星の運用数において、2018年から6年連続1位を獲得しており、世界でも有数の研究開発環境や宇宙人材が揃う大学。

2022年8月には、Space BDと包括協力協定を締結しており、宇宙産業のさらなる活性化・効率化を目指した宇宙技術の製品化・サービス化などの検討に加え、双方のノウハウやケイパビリティを活かした宇宙人材教育に向けても協力を進めていた。

九州工業大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」の採択を受け、九州・沖縄圏の19機関で大学発スタートアップ創出推進拠点(PARKS:Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem)を共同主幹機関として運営しているが、今年度はさらに、EDGE-PRIME Initiativeによる追加支援を受け、アントレプレナーシップ教育を高校生等へ拡大することになった。

同プログラムは、九州工業大学としても初となる「宇宙」をテーマとした高校生向けのアントレプレナーシップ教育としてSpace BDが本案件を受託したもの。

ベンチャー創業の追体験をしながら衛星開発プロセスを学べるワークショップや、Space BD代表の永崎将利氏による講演などを通して、起業家マインドを学ぶほか、九工大教員による宇宙に関する講義や、学内にある超小型衛星試験センターでの衛星の開発・試験現場の見学など、宇宙分野の現場を直接目にすることができる内容となっている。

プログラム概要

参加対象:高校生・高専生(居住地不問)
開催日程:2023年11月12日(日)〜2024年2月4日(日)(全5回)
開催場所:九州工業大学 戸畑キャンパス(全日共通)
応募締切:2023年11月8日(水)
応募フォーム:https://forms.gle/ujhr8S7ktJRHnC64A

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