皆さん夏休みはいかがお過ごしですか?今回の記事では、子どもから大人まで楽しむことができる、この夏必見の宇宙イベントを紹介します!
ワークショップや謎解き、オンラインでの講座など、様々な内容のイベントが、開催され始めています。気になるイベントがあれば、これを機会に是非応募して、宇宙への好奇心を刺激する夏にしてみてはいかがでしょうか。
目次
「SPACE SUMMER CAMP 2022」8月18日(木)~8月22日(月)
Credit:宇宙ミュージアムTeNQ
続いて、東京ドームシティの宇宙ミュージアムTeNQで開催される「SPACE SUMMER CAMP 2022」です。「月」をテーマにしたワークショップが開催され、親子そろって様々な課題に挑戦をすることができます。2025年以降に行われる「アルテミス計画」や、日本では月での活動も見据えた宇宙飛行士の募集が始まるなど、これから月への重要性もどんどん高まっていきます。この夏に、最新の「月」の事情について学んでみてはいかがでしょうか。
ワークショップの内容は以下の通りです。
・「宇宙教室」
知識力アップを目的としたワークショップです。
TeNQ館内の展示や、講師からの解説を元に、ワークシートを記入しながら、月や宇宙について学ぶことができます。
・「月生存ワークショップ」
想像力・思考力アップを目的としたワークショップです。
「月で3日間生存する」というミッションを元に、必要なアイテムを考えて、カードを作成し、1人ずつアイデアを発表します。
・「NASAゲームワークショップ」
コミュニケーション力アップを目的としたワークショップです。
宇宙飛行士選抜試験で、実際に行われていた試験の一部をゲーム化した『NASAゲーム』を体験することができます。多数決ではなく、しっかりとグループで話し合って答えを導き出す過程を楽しみながら実践することで、コンセンサス(合意形成)の重要性を学ぶことができます。
いずれも月や宇宙について学びつつ、知識力や想像力、思考力、そしてコミュニケーション力といった、様々なスキルを“楽しみながら”養えるということが重視されています。
また最後までプログラムに取り組むと、オリジナルの認定証をもらうことができるので、親子で想い出に残る宇宙イベントになること間違いなしです。
過去のイベントの様子。本イベントは親子でチームを組みます。
Credit:宇宙ミュージアムTeNQ
「SPACE SUMMER CAMP 2022」
期間:2022年8月18日(木)~8月22日(月)
場所:東京ドームシティ 宇宙ミュージアムTeNQ イマジネーションエリア
〒112-0004 東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル 6F
料金:お子様5,000円
詳細情報はこちら:https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/event/campaign_summer_camp_2022.html
「ライズ アドベンチャーPLANETS」8月6日(土)~ 8月14日(日)
Credit:二子玉川ライズ
まず紹介するのは、二子玉川ライズで開催される「ライズ アドベンチャーPLANETS」です。これは、二子玉川ライズ全体を宇宙に見立て、宇宙にまつわる展示や体験を通じて、宇宙を楽しく学べる夏休みイベントです。
Credit:二子玉川ライズ
宇宙への旅の出発地点「ボーディングステーション」からゲートをくぐると辿り着くのは「うちゅうステーション」。国際宇宙ステーションや惑星などの模型とパネルをはじめとした展示を通じ、宇宙への理解を深めます。会場内では無重力を体感できるスペースジャイロや、月面探査機「YAOKI」の操縦コーナーなどのコンテンツを体験することもできます。さらに「ほしぞらステーション」では、宇宙業界に携わるゲストによるトークショーをはじめ、プログラミング体験や工作などのワークショップも開催されます。宇宙にさらに深く興味を持つきっかけになるような、発見と学びが詰まったコンテンツが盛りだくさんです。
Credit:二子玉川ライズ
「ライズ アドベンチャーPLANETS」
期間:2022年8月19日(金)~8月22日(月)
場所:二子玉川ライズ ガレリア / iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-21-1
料金:入場無料 (有料コンテンツあり)
詳細情報はこちら:https://www.rise.sc/riseadventureplanets2022/
「ハック宇宙船団の宇宙船からの帰還ミッション」7月21日(木)~ 8月28日(日)
Credit:はまぎん こども宇宙科学館
次に紹介するのは、体験型謎解きイベント「ハック宇宙船団の宇宙船からの帰還ミッション」です。横浜にある「はまぎん こども宇宙科学館」で開催されています。この施設はB2階から5階まで巨大な宇宙船をイメージした体験型科学館となっています。フロアごとにテーマの異なる5つの展示室があり、子どもだけでなく大人も一緒に、自分で触れて体感して、楽しく遊びながら、宇宙や科学の不思議を学ぶことができる場となっています。
『宇宙ステーション「RZ.1710」乗組員諸君。
我々の宇宙ステーションは今、危ない状況にある。
そこで、この危機を乗り越えるために、地球へと帰還するロケットをつくってほしい。
我々の未来は「キミ」にかかっている!がんばってくれ!』
このように謎解きがスタートしていきます。
Credit:はまぎん こども宇宙科学館
今回のイベントの楽しみ方は、「見つける」「つくる」「分かる」の3段階に分かれています。
“見つける”楽しさは、館内の様々な場所に配置されたロケットの部品を探し出すミッションとなっています。“つくる”楽しさは、ロケットの部品を見つけるとロケットの設計図が手に入るので、ロケットを組み立てるところにあります。そして“分かる”楽しさは、組み立てたロケットを地球へと飛ばして、最終的に答えを導きます。
この答えが分かると、クリアした証明とロケットがデザインされた認定バッジが貰えます。いずれもここでしか手に入らないオリジナルグッズなので、ぜひミッションをすべてクリアし、グッズを手に入れてみてはいかがでしょうか。
「ハック宇宙船団の宇宙船からの帰還ミッション」
期間:2022年7月21日(木)~ 8月28日(日)
場所:はまぎん こども宇宙科学館
〒235-0045 横浜市磯子区洋光台5-2-1
料金:500円
詳細情報はこちら:https://hamaginscience.com/#story-pc
「4D2Uドームシアター」8月6日(土)/12日(金)/20日(土) (通年月3回開催)
続いて紹介するのは、国立天文台 三鷹キャンパスで定期開催されている「4D2Uドームシアター」の公開イベントです。このシアターは、国立天文台の「4次元デジタル宇宙プロジェクト」で開発されました。莫大なスケールの空間と時間の中で、天体や宇宙の構造とそれらが進化してきた様子を直観的でわかりやすく表現したい。この思いから最先端のコンピュータによる3次元シミュレーションデータや観測データを可視化し、手に取るように目の前に立体映像で再現する映像空間、4D2Uドームシアターが誕生しました。
Credit:国立天文台
4D2Uドームシアターでは、直径10メートルのドームスクリーンに広がる迫力の全天周立体映像を展開しています。インタラクティブ4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を用いて、地球から宇宙の大規模構造までの空間と時間の莫大なスケールを自由に移動しながら、最新の観測データや理論研究に基づいて再現された宇宙の構造とその進化を迫力ある立体ムービーで観ることができます。
「4D2Uドームシアター」
期間:8月6日(土), 10日(金), 20日(土) (通年月3回開催)
場所:国立天文台 三鷹キャンパス 4D2Uドームシアター
〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
料金:無料
注意事項:小学生以上のみ参加可能
事前予約制:開催日と同じ週の火曜日の正午から受付開始。
詳細情報はこちら:https://prc.nao.ac.jp/4d2u/#top
以上、SPACEMedia編集部オススメの夏休み中に子どもから大人までが楽しめる宇宙イベント紹介でした。宇宙に興味がある方はもちろん、今まであまり触れてこなかった方も、この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
今までとは違う、宇宙にワクワクするような夏をお過ごしください。
SPACEMedia編集部