米Space Exploration Technologies（SpaceX）は、衛星インターネットサービス「Starlink」の提供を日本の一部地域で開始しました。
Starlinkは、地球低軌道を利用した世界初にして最大の衛星コンステレーション（多数の人工衛星を協調して動作させる運用方式）で、高速インターネットの利用を地上で利用可能にするものです。
10月11日時点の同社のWebページによると、提供エリアは東日本ならびに北海道と山口県の一部で、メニューによってはエリアを指定すれば注文も可能です。メニューの種類は、「レジデンシャル」「ビジネス」「RV」「マリタイム」の4つが用意されており、一般向けメニューとなる「レジデンシャル」については、ハードウェアコスト￥73,000と月額コスト￥12,300が注文画面で表示されており、発注時に登録した住所で簡易キットを組み立てることで直ぐにサービス利用できるようになっています。「RV」については可搬型のアンテナであることから、登録した住所に限らず車に積んで希望する場所での利用が可能となっています。
Starlinkは人工衛星を介してインターネット接続を提供するため、離島や山岳地での活用や、災害時のネットワークとして活用が期待されています。
Starlink 公式サイト
https://www.starlink.com/
SPACEMedia編集部
