みなさんは「宇宙」と聞いて何を思い浮かべますか?
未だ謎が多く残る不思議な世界、SF映画や漫画の舞台、そして夜に見える美しい風景などのさまざまな「宇宙」があるかと思います。現在、民間人宇宙旅行や宇宙ビジネスの盛り上がりなど、さまざまな形で宇宙は私たちの生活に近づいてきています。そして今回はそんなさまざまな宇宙が一堂に会するオンラインイベント、全国宇宙系団体の学園祭「宙への扉」について紹介していきたいと思います。
Credit : 宙への扉 –全国宇宙系団体の学園祭–
イベントの概要
全国宇宙系団体の学園祭「宙への扉」は、昨年度からオンラインで開催されている、全国の宇宙系団体が集まり、その団体の活動内容や個別相談会などを行うイベントです。昨年はハイブリットロケットの製作や打ち上げなどを行う大学のプロジェクト団体や、宇宙に関する情報を発信する学生団体、観望会やグッズ製作を手掛ける一般社団法人など、さまざまな団体が参加しました。
主催団体は「一般社団法人 日本天文教育普及研究会 若手天文教育普及WG」で、コミュニティ構築や有識者とのコネクション強化を通じて宇宙業界の活性化を目指して活動しています。本イベントも、さまざまな宇宙系団体が交流を深め合い、参加者が宇宙についてより深く知ることができるようなイベントとなっています。
イベント内容の詳細
本イベントは「総合紹介」と「団体別相談会」の2つを中心に開催されています。「総合紹介」では、各参加団体が5分ずつの簡単な紹介を行い、参加者は団体の概要や活動内容や知ることができます。研究や開発を中心に活動する団体や宇宙の情報発信を行う団体、学生天文団体などさまざまな活動を行う団体を知ることができます。
また、「団体別相談会」では、Zoomのブレークアウトルームを用いて参加者と各団体との個別相談会を行います。気になった団体のルームに入室することで詳しい活動内容を知ることができる上に、団体のメンバーの話を聞くことができます。
あなたの宙は「どこ」から?
Credit : 宙への扉 –全国宇宙系団体の学園祭–
イベント公式ホームページでは、参加団体の方の「宇宙に興味を持ったきっかけ」を見ることができます。天文部に入部してから宇宙に興味を持った方や地元のプラネタリウムのクラブに入会して星空に惹かれた方、宇宙アニメや映画から知るようになった方など、十人十色の「宇宙」を見ることができます。
また現在、宇宙を好きになったきっかけやエピソードをホームページにて募集を行なっているため、気になった方は是非投稿してみてはいかがでしょうか。
投稿フォーム(https://soratobira.studio.site/soraform)
さまざまな「宇宙」を知ろう
本イベントはさまざまな宇宙を知ることができるため、宇宙に携わっている方はもちろんのこと、宇宙について詳しくないけれど少し興味があるといった方でも楽しむことができます。まだまだ未知の世界である宇宙についていろいろな角度から楽しむことで、知らなかった宇宙の一面が見えるかもしれません。
・開催日時:2022年4月17日(日) 14:00〜18:00
・場所:オンライン(zoom)
・主催:一般社団法人 日本天文教育普及天文会 若手天文教育普及WG
・公式ホームページ:https://soratobira.studio.site/
・公式Twitterアカウント:https://twitter.com/sora_eno_tobira?s=20&t=1_UBLwFO7wgum5LisaKFSA
SPACEMedia編集部