今年は宇宙に関するイベントが目白押し!
JAXAが13年ぶりに宇宙飛行士の候補者を新たに募集し、大分空港がアジア初の水平型宇宙港として人工衛星打ち上げを計画するなど、今年は宇宙をキーワードにした話題が盛りだくさん。このように宇宙の話題がホットとなる中、宇宙に関するイベントが各所で開催されるそうです。現在、大阪では「宇宙万博2022 inオオサカホイール」、横浜では「アクアリウム宇宙旅行 UNDER WATER SPACE」が開催中。宇宙を身近に感じてみたい、より興味を持ちたい人は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。宇宙万博2022 inオオサカホイール
Credit:オオサカホイール
大阪万博跡地の大観覧車「オオサカホイール」にて、「宇宙万博2022 inオオサカホイール」が開催中です。日本一の高さを誇る「オオサカホイール」ですが、ゴンドラ内では最新のAR技術を活用した宇宙体験が可能なのだとか。月面探査のリアルな体験で、非日常体験を味わうことができそうですね。本格的なロケット模型や宇宙グルメ、さらには宇宙グッズや宇宙飛行士検定など、宇宙をテーマにしたエンタメがたくさん用意されています。開催は5月8日(日)まで。「宇宙に行ってきた!」とつい言ってしまいたくなるほどの、宇宙の魅力たっぷりの新感覚スポットです。最新のAR技術を導入!2040年の月面都市探査へ
Credit:オオサカホイール
高さ123mの高さを誇る「スペースホイール」。宇宙に一番近いゴンドラ内では、最新のAR技術を活用した月面着陸に挑むことができます。専用のスマートフォンを使うと、そこは未来の月面都市。誰も体験したことのない2040年の月の世界を、リアルな空間で探索することが可能となっています。現役の宇宙飛行士インストラクターが本演出をリードしているため、月面都市探査の様子はまさにリアルそのもの。昼夜で異なる演出が用意されているため、恋人同士でも家族連れでも、一日中ワクワクできそうです。宇宙や月がテーマ!SPACEスイーツ&ドリンク
未来の月面都市探査でハラハラドキドキした後は、どうしてもお腹がすいてしまいそうですよね。本イベントに設置されたショップでは、宇宙や月をテーマにしたスイーツやドリンクを味わうことができます。「月の砂プリン」や「地球は青かったサイダー」など、その名前からは予想のつかないグルメが盛りだくさん。宇宙空間らしい魅惑の見た目とその味で、体いっぱいに宇宙を感じることができそうです。目の前にロケットが!JAXAの本格的な展示品
宇宙にあこがれる人であれば、誰もが一度は乗ってみたいロケット。本イベントでは、「H-IIAロケット」や「イプシロンロケット」といった現役で活躍するロケットたちの1/20模型が展示されています。JAXA所有の本格的な展示品ですので、ロケットについて、細部まで詳しく学ぶことができるでしょう。「いつかロケットに乗って宇宙へ!」宇宙への旅の夢を、さらに強くしてくれそうですね。お土産に宇宙食!宇宙がテーマのアイテムを販売
宇宙体験の感覚を忘れないためにも、自宅にも宇宙を感じることができるアイテムを持ち帰りたいですよね。宇宙万博では、宇宙に関する各種グッズ販売も行っています。宇宙グッズを販売する「宇宙の店」が、関西初出店。JAXAのオリジナルグッズを始め、なんと宇宙食も買うことができます。自分への記念として、誰かへのプレゼントとしても、ぜひ購入してみてください。未来の宇宙飛行士に!バーチャル宇宙飛行士選抜試験
同イベントでは、小学校3年生〜6年生限定で「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」を行うことができます。試験の舞台はバーチャルISS。VRやARを活用し、船外活動や船内実験といった、宇宙飛行士への本格的な適正試験を体験することが可能となっています。受験生には、試験結果および修了証の授与も。3/26(土)〜4/7(木)と4/29(金)〜5/8(日)の期間限定開催ですので、将来の宇宙飛行士を目指す小学生は、この機会を見逃さないようにしましょう。アクアリウム宇宙旅行「UNDER WATER SPACE」
Credit:UNDER WATER SPACE
横浜市の「横浜ワールドポーターズ」にて、期間限定の水族館「アクアリウム宇宙旅行 UNDER WATER SPACE」が開催中です。「水の惑星」と称した220坪にも及ぶアクアリウム空間は、まさに巨大な宇宙空間そのもの。プロジェクションマッピングによる幻想的な光と陰の演出が、「ワープゾーン」「アバンチュラの森 」といった魅力的な各エリアを彩っています。開催期間は23年1月15日(日)まで。館内はSNS用にも撮影可能となっているため、友達同士で宇宙体験をシェアすることもできますよ。水の惑星のパーティーへ!地球を脱出しよう
Credit:UNDER WATER SPACE
同イベントは、「100万年に一度開催される水の惑星パーリーナイト」への参加を目的に、旅程に沿った5つのルームを用意。「ワープゾーン」から始まり、危険な様子が漂う「アバンチュラの森」、「UNDER WATER SPACE星」への到着を経て「地球への帰還」と、幻想的な世界観が広がります。音や光、最新のテクノロジーを駆使して彩られる惑星空間で、泳ぐ魚たちは異世界の生物そのものに映るでしょう。日本初の宇宙×アクアリウムをコンセプトとした世界で、素敵な宇宙旅行を体験してみては。オリジナルドリンク「ペチーナドリンク」
「水の惑星パーリーナイト」には、ぜひドリンク片手にウキウキな気分を味わいたいですよね。ROOM4の「UNDER WATER SPACE星」では、オリジナルドリンク「ペチーナドリンク」を楽しむことができます。カラフルな色合いで、水の惑星でのパーティー空間に思う存分酔いしれましょう。日本初の奇抜な演出!UWSコラボレーション
アクアリウムに宇宙の光と陰を演出するという、日本初の試み。幻想的な空間を創り出すために、本イベントをリードする「UWS」は、第一線で活躍するさまざまなアーティストとタッグを組んでいます。中でも光と反射のプロである「MIRRORBOWLER」を代表とするコラボレーションは、ここでしか見ることのできない奇抜なアイデアを生んでいます。4月12日は世界宇宙飛行の日!新エリア増設を計画
4月12日が「世界宇宙飛行の日」であること、みなさんは知っていましたか?「地球は青かった」で有名な、宇宙飛行士ガガーリンの人類史上初の宇宙飛行が1961年4月12日であったことが由来しています。そんな記念すべき日に、2つの新エリアが増設されます。1つは宇宙人と撮影のできる「フォトスポット」。通称グレイと呼ばれる大きさ約1.6mの巨大宇宙人人形が登場し、不気味な様相をしたグレイと一緒に撮影することができます。もう1つが「UCHUGYO Collection」。宇宙魚のファッションショーをコンセプトとし、色とりどりの魚100種類が優雅に宇宙空間を漂う姿を目撃することができます。身近に宇宙を感じる年にしよう
宇宙ビジネスから宇宙旅行まで、企業や民間問わず、宇宙への進出は多くの人々にとって現実的なものとなっています。一方で、そんな宇宙への旅立ちを一足先に体験できたら嬉しいですよね。今回紹介した「宇宙万博2022 inオオサカホイール」や「アクアリウム宇宙旅行「UNDER WATER SPACE」を始め、今年は宇宙に関するイベントがたくさんやってきます。宇宙への夢をさらに大きく抱いていきたい人は、これらの体験にぜひ飛び込んでみてはいかがでしょうか。綱嶋 直也