2023年10月13日、内閣府宇宙開発戦略推進事務局は「第6回宇宙開発利用大賞」の募集を開始した。
「宇宙開発利用大賞」制度は、わが国の宇宙開発利用のさらなる進展に寄与することを目的に、2013年度に創設されたもので、隔年で実施されており、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた事例を表彰。内閣総理大臣賞をはじめ、宇宙政策担当大臣賞など、全部で12の賞が設定されている。
これまでに、一般社団法人漁業情報サービスセンター(宇宙を利用した漁場探索技術の確立と衛星利用海況情報の提供)、株式会社NTTデータ・一般財団法人リモート・センシング技術センター(全世界デジタル3D地図提供サービス)、東京大学 中須賀真一氏 ほどよしプロジェクトチーム(ほどよしプロジェクトによる超小型衛星産業化・国際連携への貢献)、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 岩本匡平氏、伊藤大二氏・国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 澤田弘崇氏(小型光通信装置SOLISSによる宇宙通信インフラ構築への貢献)、株式会社QPS研究所 大西俊輔氏(小型SAR衛星コンステレーションによる準リアルタイムデータ提供)、といった企業・大学・団体が内閣総理大臣賞を受賞している。
また、今回の宇宙開発利用大賞は、募集を広く周知するため、VTuberの「宇推くりあ」氏とタイアップ。PRキャラクターとして宇宙開発利用大賞専用サイトやポスターに登場するほか、募集開始にあわせて内閣府のX(旧Twitter)発信された投稿は10月16日午前時点で266万以上のインプレッションを獲得するなどすでに大きな話題となっている。
「宇宙開発利用大賞」への応募は自薦、他薦を問わず受け付ける。
応募期限は11月17日(金)まで。応募の条件等の詳細は、下記のページを参照。
https://www.s-riyoutaishou.jp/