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Synspective、SAR衛星の量産に向けて神奈川県大和市に製造拠点を新設

Credit: 株式会社Synspective プレスリリース

小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用と衛星データおよびソリューションの提供を行う株式会社Synspective(東京都江東区、代表取締役CEO 新井元行)は、2023年10月17日、小型SAR衛星コンステレーション構築のため、今後のSAR衛星の製造および量産の拠点を新設することを発表した。

新たな拠点となるのは、住友商事株式会社(東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO 兵頭誠之)が展開する物流拠点「SOSiLA中央林間」で、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上5階建の構造。

SOSiLA中央林間が立地するエリアは交通アクセスがよく、駅周辺の商業施設が近いことで働きやすい環境がある点、また宇宙関連や自動車関連など幅広い製造工場経験者の人材が豊富と判断されることが選定の大きな理由となったとしている。

Synspectiveは、同社の事業計画にて2024年以降に6機、2020年代後半には30機の小型SAR衛星コンステレーション構築を目指しており、今後生産を増加させていく予定。

Credit: 株式会社Synspective プレスリリース

昨年には量産工場のパートナーに東京計器株式会社(東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 安藤 毅)を選定しており、同社とともに生産体制を強化し、次世代に向けた開発環境の拡充を進めるため自社製造拠点の新設に至った。

2024年4月から新たな拠点での活動を順次開始し、開設に伴い、50名程度の新規採用を予定しているという。

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