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宇宙バイオ実験サービスのIDDKが8000万円を調達、教育分野などへの展開を目指す

Credit: 株式会社IDDK プレスリリース

2024年3月18日、半導体センサーベース顕微観察技術を活用した宇宙バイオ実験サービスを展開する株式会社IDDK(東京都江東区、代表取締役 上野宗一郎)は、2024年3月15日までに株式会社リバネスのグループ会社である株式会社リバネスキャピタル、株式会社パソナグループを引受先とした第三者割当増資により、8000万円の資金調達を実施したと発表した。

プレシリーズAでの累計調達額は3.2億円(J-KISS型新株予約権の発行を含む)となった。

IDDKは2017年設立。光学技術と半導体技術を融合させた顕微観察技術MID(マイクロイメージングデバイス)をコア技術としたオートメーション宇宙バイオ実験装置の開発を進めており、日本初民間主導の人工衛星を利用した地球低軌道宇宙バイオ実験プラットフォームの構築を目指している。

また、2024年には実証実験、2025年からはサービスを開始、2030年のISS(国際宇宙ステーション)退役を見据えた商業宇宙ステーションプラットフォームも視野に、宇宙空間におけるバイオ実験を中心に新たな宇宙利用の顧客開拓・市場拡大を目指していくとしている。

同社では今回の資金調達を活用して次世代MIDの開発や体制強化を図り、事業拡大を加速していくとともに、リバネス社のもつ知識プラットフォームとIDDKの宇宙バイオ実験プラットフォームを活用した教育プログラムの展開を目指す。

さらにパソナグループ社とは、同社が兵庫県淡路島等で行うウェルビーイングな社会の実現に向けた取り組みと、IDDKの技術を医療やヘルスケアなど人々の健康や生活を豊かにするために応用する取り組みを通して、真に豊かな社会の創出に貢献することを目指したいとしている。

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