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1/23宇宙ニュース・Space BDが24億円調達 主力事業ほか組織機能強化を推進 ほか3件

Space BDが24億円調達 主力事業ほか組織機能強化を推進

Credit: Space BD株式会社 プレスリリース

2026年1月23日、Space BD株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、三菱HCキャピタル株式会社をリード投資家としたシリーズCラウンドにて総額24億円の資金調達を完了したと発表しました。

調達は第三者割当増資によるもので、既存株主のみずほキャピタル株式会社に加え、Spiral Innovation Partners株式会社(ゆうちょ Spiral Regional Innovation Fund、Value Chain Innovation Fund、KRAFTIA Innovation Fundを運営)、紀陽キャピタルマネジメント株式会社、Valueup Partners株式会社、ヒューリックスタートアップ株式会社、NVenture Capital株式会社(NECキャピタルソリューション株式会社の100%子会社)が新たに株主に加わります。

Space BDは人工衛星等の打上げを支援するローンチサービスを主力事業とするほか、宇宙実験の実施支援などを行うISS利用サービス事業、人材育成事業などを展開しています。

今回調達した資金は、人材採用・育成等の組織力強化とローンチサービスの拡充に加え、企画・設計・品質管理機能を充実させ、製造工程を外部パートナーと連携する「ファブレスメーカー」としての機能強化に充てられるということです。

ICEYE、仏アクサグループの企業へSAR衛星による高精度リスク管理機能を提供

Credit: ICEYE ウェブサイト

2026年1月21日、フィンランドの衛星企業ICEYE(フィンランド・ヘルシンキ、共同創業者:Rafal Modrzewski、Pekka Laurila)は、保険会社アクサ(AXA)のグループ会社で、企業のリスク予測と対策を支援するアクサ・デジタル・コマーシャル・プラットフォーム(フランス・パリ、CEO:Pierre du Rostu、以下AXA DCP)から、合成開口レーダー(SAR)衛星データを活用した高精度なリスク監視機能の提供に関する契約を受注したと発表しました(ICEYEによる発表)。

この契約では、ICEYEが運用するSAR衛星コンステレーションのデータをAXA DCPへ提供。洪水、山火事、ハリケーンなどの自然災害をニアリアルタイム、かつ高精度で把握できるようになるということです。また、ICEYEではSAR衛星データを他の情報と組み合わせた高精度な洪水分析も提供も可能だとしています。

同社は、現代は複数のリスクが相互に影響し合うことで個別のリスクへの対応が困難になる「ポリクライシス(複合危機)」の時代だと指摘。事前予測・予防を重視した意思決定が重要であるとしています。

米Starfish Space、米宇宙開発庁から衛星の軌道離脱サービスを受注

2026年1月21日、スターフィッシュ・スペース(アメリカ・ワシントン州、共同創業者:Austin Link、以下Starfish Space)は、米国が地球低軌道(LEO)に展開する国防関連の衛星コンステレーション(PWSA)への軌道離脱サービス提供に関する契約を、米宇宙開発庁(SDA)から受注したと発表しました(Starfish Spaceによる発表)。

契約金額は5,250万ドル(約83億円)。同社によると、今回の契約は、LEO衛星コンステレーションを対象とした運用終了時の軌道離脱サービスとして、初の専用ミッションにあたるということです。

この契約を通じ、Starfish Spaceは、運用寿命を終えたPWSA衛星を軌道離脱させるために同社が開発する軌道上整備機「オッター(Otter)」をLEOで運用します。オッターは、1回のミッションで複数の衛星を軌道離脱させられるとのことで、2027年に打上げが予定されています。

なお、Starfish Spaceは、昨年12月に宇宙輸送スタートアップのインパルス・スペース(Impulse Space)とともに実施したLEOでの自律的なランデブー・近接運用(RPO)の実証ミッションに成功しています(参考記事)。

米Blue Origin、ロケット「ニューグレン」でAST SpaceMobileの通信衛星を2月以降に打上げへ

2026年1月22日、Amazon創業者のジェフ・ベゾス(Jeff Besoz)氏率いる宇宙企業ブルーオリジン(アメリカ・ワシントン州、CEO:Dave Limp、以下Blue Origin)は、2月下旬以降にロケット「ニューグレン」でアメリカの衛星通信企業AST SpaceMobileの衛星「ブルーバード(BlueBird)」を打ち上げると発表しました(Blue Originによる発表)。

AST SpaceMobileは、2024年にもBlue Originを打上げ事業者に選定して衛星を打ち上げています(参考記事)。

今回のミッション「NG-3」は、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地にある発射施設36(LC-36)から打ち上げられる予定です。Blue Originによると、搭載されるのはAST SpaceMobileの次世代通信衛星「Block 2 BlueBird」で、地球低軌道(LEO)へ投入されます。

同社は、NG-3ミッションでは、前回のNG-2で使用され、着陸に成功したブースターを再整備して再利用する予定だとしています。

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