2026年7月27日、ORBES(アメリカ・カリフォルニア州、CEO:Anna Shaposhnik)は、宇宙構造物に随伴して検査・撮影を行う自律衛星「Exo-ORB」を発表しました(ORBESによる発表)。
また、自律型商業宇宙ステーションの開発を進めるSymphony Space(アメリカ・バージニア州、CEO:Merry Walker)が、同衛星の導入に関する意向表明書(LoI)へ署名したということです。
「Exo-ORB」は約12U、重量 約26キログラムの小型衛星で、ホスト機から分離して10~20メートル離れた場所を飛行、構造物の周囲を移動して複数の角度から4Kの高解像度で画像を撮影できるということです。
初期の構成では損傷や破片の衝突、劣化といった故障の前兆を発見する予防点検を目的とするということですが、将来的には複数のロボットアームを搭載して修繕等の作業を実行できるようにする予定だということです。ロボットアームの設計は、2027年初めにISSへ送る船内ロボット「ORB」の実証飛行で検証する予定だとしています。
同社は現在、国際宇宙ステーション(ISS)や、今後建造される予定の大型宇宙構造物がメンテナンスという手段を十分に備えていないと指摘。同社によるとISSの船外活動の約85%は設備更新や保守作業だといいます。
同衛星の導入に向けたLoIに署名した初の企業となったSymphony Spaceでは、無人の自律型宇宙ステーション「Adagio」の開発を行っており、来年後半から2028年初めに打上げ予定の実証ミッション「Prelude」に「Exo-ORB」を搭載するとしています。また、最終的には「Exo-ORB」のハード・ソフトの販売も担う予定だとしています。
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