「鳥取砂丘月面化プロジェクト」として、宇宙産業創出に向けた取り組みを行う「星取県」こと鳥取県が、鳥取砂丘エリアに整備中の「鳥取砂丘月面実証フィールド」を国内外の企業・研究者に広く知ってもらおうと、フィールドの愛称を全国から募集している。
募集期間は2023年6月11日(日)までで、選考結果は7月中旬頃に公表予定。また、応募者のなかから先着10名に4,000円相当の賞品が贈られる。
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鳥取砂丘を月面開発に向けた交流の拠点に
1972年のアポロ計画以来、人類は約50年ぶりに月面を目指している。
日本でも月面開発に向けての動きが加速しているなか、鳥取県では「鳥取砂丘月面化プロジェクト」として宇宙産業を創出する取り組みをスタートさせた。
本プロジェクトの一環として進められているのが月面実証フィールドの整備で、月面環境を想定した実証実験を行うための平面ゾーン、斜面ゾーン(5~20度程度)、自由設計ゾーン(利用者が自由に掘削・造成可能)から構成。
県は、月面開発に取り組む国内外の企業・研究者が集まり、交流する拠点になることを目指しており、今後、2023年6月中に整備を完了し、同年7月中にオープニングイベントを開催する計画だ。
県は今後、2023年6月中に整備を完了し、同年7月中にオープニングイベントを開催する計画だ。
募集概要
募集内容:鳥取砂丘月面実証フィールドを、国内外の企業・研究者に広く知って
もらい、実証試験等で広く活用されるための愛称
募集期間:2023年5月24日(水)~2023年6月11日(日)
応募資格:県内外のだれでも応募可
応募方法:専用ウェブサイト
https://www.pref.tottori.lg.jp/297170.htm
※すでに商標登録されているものは対象外
※結果は2023年7月中旬頃に公表予定