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天文学の国際会議APRIM2023にてロックバンドACIDMANが弾き語りを披露 - SPACE Media

天文学の国際会議APRIM2023にてロックバンドACIDMANが弾き語りを披露

公開日：2023年08月15日

8月7日（月）〜8月11日（金）の5 日間にわたり、福島県郡山市で開催された国際天文学連合（IAU）主催の国際会議「APRIM2023」。

各国から500名あまりの天文学者が集まり、最新の研究成果を発表したが、本会議では初回開催から45年の間で初めてテーマソングが設定され、生命、宇宙をテーマにした3ピースロックバンドACIDMANによる楽曲「ALMA」が選定されたことも話題となった。

ACIDMAN・大木氏によるスピーチの様子
Credit: 株式会社 FREESTAR

8月9日（水）の夜に行われた晩餐会では、ACIDMANのボーカルとギターを務める大木伸夫氏が、会場に集まった世界の天文学者へ向け、テーマソング「ALMA」に込めた想いや、MV撮影で訪れた南米・チリのアルマ望遠鏡での思い出、幼少期より思いを寄せ続ける宇宙への想い、大木氏にインスピレーションを与える研究者への感謝などが語られた。

その後、IAU会長であるデブラ・エルメグリーン氏、APRIM2023 組織委員長の渡部潤一氏、APRIM2023 科学組織委員長の林左絵子氏とともに鏡開きを行った。

鏡開きを行うIAU会長デブラ・エルメグリーン氏（右から2人目）、
APRIM2023 組織委員長の渡部潤一氏（右端）、
APRIM2023 科学組織委員長の林左絵子氏（左端）と
ACIDMANの大木伸夫氏（左から2人目）
Credit: 株式会社 FREESTAR

ACIDMANは今年でメジャーデビュー26年目。
デビュー当時から一貫して「宇宙」に関する楽曲を発表し続けており、大木氏はかねてから国立天文台・渡部潤一氏のほか、宇宙飛行士・油井亀美也氏、理論物理学者・佐治晴夫氏、理学博士・吉川真氏、宇宙科学研究所助教・春山純一氏といった宇宙航空分野の研究者との対談を多く行うなど、宇宙への造詣が深い。

なお、ACIDMANは、今年10月にワンマンライブ「This is ACIDMAN」の開催を控えており、現在、ホームページにて先行受付を行っている。

長年にわたり宇宙を歌ってきたACIDMANの楽曲に生で触れることのできる絶好のチャンスになりそうだ。