2023年11月18日、SpaceXは、テキサス州ボカチカの打上げ施設「Starbace」で大型宇宙船「Starship(スターシップ)」の2度目の無人飛行試験を行った。
33基のラプターエンジンが搭載された大型ブースター「Super Heavy(スーパーヘビー)」は第一段が無事切り離された後、メキシコ湾に着水予定だったが、同社は「予定外に急速に分解した」としている。
その後、スターシップは高度約150km付近の宇宙空間まで上昇したものの、通信が失われ、スターシップは喪失したと見られる。
SpaceXは、今日の飛行試験から得られたデータの検討を進め、同社が最終的に目指す「多惑星生活」を実現するためにスターシップの信頼性向上に役立てて行くとしている。