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2/6宇宙ニュース・古野電気、米Xonaと次世代のLEO PNTソリューション開発で合意 ほか3件

古野電気、米Xonaと次世代のLEO PNTソリューション開発で合意

Credit: 古野電気株式会社 プレスリリース

2026年2月3日、古野電気株式会社(兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員:古野幸男、参考記事)は、を低軌道衛星コンステレーションによる測位・航法・時刻(LEO PNT)ソリューションを開発するXona Space Systems(アメリカ・カリフォルニア州、共同創業者兼CEO:Brian Manning、以下Xona)と次世代の測位・時刻同期ソリューション開発のための基本合意書(MoU)を締結したと発表しました。

LEO PNTは、地上約1,000キロメートルに配備された多数の衛星コンステレーションによって測位や遠地点間での時刻同期を実現するための技術。地上約20,000キロメートルにある人工衛星によるGPSと比べ、約100倍強い信号を受信できるため、妨害に強く、より高精度・高信頼な測位と時刻同期の実現できるとされています。

Xonaは商用LEO PNTシステム「Pulsar」の開発を進めており、両社は今回の合意を通じて、双方の技術力と事業の強みを結集し、先進的なLEO PNTソリューションの開発を進め、新たな事業機会の創出を目指すとしています。

米Satlyt、米The Aerospace Corporationと宇宙でのエッジコンピューティング推進に向け提携

2026年2月3日、分散型宇宙コンピューティングプラットフォームの構築を目指すサトライト(アメリカ・カリフォルニア州、創業者兼CEO:Rama Afullo、以下Satlyt)は、非営利の宇宙科学・技術研究団体エアロスペース・コーポレーション(アメリカ・バージニア州、社長兼CEO:Tanya Pemberton、以下The Aerospace Corporation)が開発する「ディスクサット(DiskSat)」と、Satlytのエッジコンピューティングのフレームワークを統合するために、商用ライセンス契約を締結したと発表しました(Satlytによる発表)。

両者は、衛星の自律運用、衛星同士の連携、軌道上データ処理などのアプリケーションの開発を目指すとしています。

DiskSatは、The Aerospace Corporationが開発した軽量・コンパクトなディスク型衛星で、機器搭載効率の向上、衛星の質量の均等化、コンステレーションとしての迅速な展開を可能にするために設計されているということです。

DiskSatはすでに4機が軌道上に投入されており、実証が開始されているとのこと。Satlytでは、DiskSatのアーキテクチャを用いて同社のオンボードコンピューティングフレームワークを統合し、自律運用、軌道上データ処理、分散衛星連携といったアプリケーションの開発を進めていくとしています。

独Isar Aerospace、スウェーデンのエスレンジ宇宙センターに第2試験施設を開設へ

Credit: Isar Aerospace ウェブサイト

2026年2月4日、イザール・エアロスペース(ドイツ・ミュンヘン、共同創業者兼CEO:Daniel Metzler、以下Isar Aerospace)は、スウェーデン北部のエスレンジ宇宙センター(Esrange Space Center)の試験業務拡大に向け、SSCスペース(スウェーデン・ソルナ、社長兼CEO:Charlotta Sund、以下SSC Space)と共同で、第2の試験施設を建設することを発表しました(Isar Aerospaceによる発表)。

新しい試験施設は、Isar Aerospaceのロケット「スペクトラム(Spectrum)」の開発、生産能力の強化を目的としており、設計から製造、試験、運用までの打上げ能力の垂直統合が可能になるということです。

新たな施設では月間30基以上のエンジンの試験が可能だとうことで、Isar Aerospaceでは、増加する打ち上げニーズに対応する能力を高めることになるとしています。

Chart、自社開発ハイブリッドロケットエンジンの地上燃焼試験を実施 埼玉のご当地Vsingerともコラボ

試験場に設置された花野彩晴氏のパネルと燃焼試験準備の様子
Credit: Chart株式会社 プレスリリース

2026年2月5日、スペースバルーンによる成層圏撮影サービスを展開するChart株式会社(埼玉県川越市、代表取締役:松井宏平)は、昨年12月21日に愛知県岡崎市にて自社開発のハイブリッドロケットエンジンの地上燃焼試験を実施したことを発表しました。

Chartでは将来的な輸送サービスに加え、宇宙空間を活用したIP(知的財産)事業の実現を目指しており、昨年行われた試験は、輸送サービスの基盤となる独自のエンジン技術の検証を目的としたもの。

試験では、独自設計による燃料形状の燃焼特性データの取得、電磁弁制御による酸化剤供給系およびシーケンス制御の作動確認、次期モデル開発に向けた詳細な圧力・推力データの収集といった成果が得られ、取得されたデータは、事前構築した数値計算モデルの妥当性確認に活用されるということです。

また、同試験では、特別企画として、同社と同じく埼玉県を拠点に活動する「彩の国さいたまご当地Vsinger」の花野彩晴(はなの・いろは)氏とのコラボレーションも実施

宇宙開発の現場にクリエイティブをかけ合わせることで、遠く感じられがちな宇宙を、より身近な自己表現の舞台として提示したということです。

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