4月下旬からはじまるゴールデンウィーク、何をするか、まだ予定が決まっていない方もいるかもしれない。
そこで今日は、「宇宙」をテーマにしたイベントや、GW期間から募集開始された宇宙をモチーフにしたグッズのクラウドファンディングなどをご紹介。
連休中も宇宙にふれる機会として参考にしていただけたら幸いだ。
宇宙を「学ぶ」講演会
5月5日（日）開催「宇宙科学講演会 〜小型月着陸実証機 SLIM が拓く太陽系探査の未来〜」
宇宙科学研究所が主催し、毎年開催されている講演会。
今年は、宇宙好きのみならず日本全国が注目した小型月着陸実証機SLIMの月着陸をテーマに、SLIMプロジェクトマネージャの坂井真一郎氏など、JAXA研究者らが登壇する講演会が行われる。
会場ロビーではSORA-Qのデモンストレーションが計画されているほか、『宇宙なんちゃら こてつくん』（参考記事）のこてつくんも来場予定。グッズ販売なども行われる予定だ。
開催概要
日時：2024年5月5日（日・祝）13:00〜16:00（12:00 開場）
場所：相模女子大学グリーンホール（大ホール）
（神奈川県相模原市南区相模大野4-4-1 小田急線「相模大野駅」北口より徒歩8分）
入場料：無料（Web事前予約制）
※ 内容は大人向けだが、どなたでも入場可
※ 当日受付にて予約メール画面（または印刷したもの）を提示
入場予約：https://isasvisit.revn.jp/reservations/calendar/
定員：1,000名（先着順）
主催：JAXA 宇宙科学研究所
詳細：https://www.isas.jaxa.jp/outreach/events/003686.html
宇宙を「観る」展示会
三菱みなとみらい技術館に「空・宇宙ゾーン」が新設、リニューアルオープン
Credit: 三菱重工業株式会社 プレスリリース
三菱重工グループが運営する三菱みなとみらい技術館（横浜市西区）は、このたび、「陸」「海」「空」「宇宙」の4ゾーンの展示のうち、「空」「宇宙」ゾーンを「空・宇宙ゾーン」として一体化する改装を行い、リニューアルオープンした。
4月26日（金）から6月2日（日）まではリニューアル記念および2024年度に迎える開館30周年イベントが行われ、空・宇宙ゾーンに設置されている国際宇宙ステーション（ISS）日本実験棟「きぼう」の模型にて、一般財団法人ワンアースが所有する「宇宙横断幕」が実際に飾られた様子を再現して展示される。
開催概要
所在地：神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビル
（みなとみらい線・みなとみらい駅5番けやき通り口より徒歩3分、JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分）
開館時間
平日：10:00〜15:00（入館は14:30まで）
土日・祝日：10:00〜16:00（入館は15:30まで）
休館日：毎週火・水曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始および特定休館日
入館料
大人：500円、中・高校生：300円、小学生：200円
※ 未就学児、65歳以上の方、障がい者の方と付添の方1名は無料（障がい者手帳また障がい者手帳アプリMIRAIRO IDの提示が必要）
※ 小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料（要予約）
ウェブサイト：https://www.mhi.com/minatomirai/
第4回 星空フォトコンテスト～それぞれの宙を見上げて～
総合光学機器メーカーの株式会社ビクセン（埼玉県所沢市、代表取締役 新妻和重）は、2024年4月19日〜6月16日にかけて、東京都三鷹市の天文・科学情報スペースにて、同社主催の「第4回 星空フォトコンテスト2023～それぞれの宙を見上げて～」入賞作品展示会を開催する。
開催概要
会場：天文・科学情報スペース（東京都三鷹市下連雀3-28-20 三鷹中央ビル1階 JR中央線「三鷹」駅南口より徒歩5分）
会期：2024年4月19日（金）～6月16日（日）11:00〜18:30
休館日：月・火・祝日
※ 休館日は変更となる場合があるため、開館情報を確認のうえ、来場のこと
※ アクセス方法・最新の開館情報などは天文・科学情報スペースのウェブサイトを確認のこと
入場料：無料
ウェブサイト：https://mitakatkjs.mall.mitaka.ne.jp
JAXAベンチャー天地人の「月面アスパラガス」、日本橋三越本店 新館1階にて展示
株式会社天地人（東京都中央区、代表取締役 櫻庭康人）は、「宇宙ビッグデータ米」（参考記事）の経験を活かして月面でのアスパラガス栽培を目指す「月面アスパラガス」プロジェクトの一環として、日本橋三越本店の新館1階で、栽培実験の展示を行う。
「月面アスパラガス」は、月面での栽培に向けた試行錯誤で得られた知見を地球の農業の課題解決に役立てることを目的にしたプロジェクト。展示では、水の使用を最小限に抑えつつ、土の毛細管現象を利用して水分を一定に保つ栽培システムを採用しているという。
展示期間中は月面アスパラガスが育つ様子を無料で見ることができる。
展示概要
場所：日本橋三越本店 新館1階 日本橋口（103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1）
期間：2024年4月23日（火）〜6月30日（日）10:00〜19:30
※ 変更の可能性あり
※ 都合により営業日、営業時間の変更やイベントの中止・変更がある可能性あり
宇宙を「体験」する子ども向けイベント
5月3日、5月4日開催 小学生向け宇宙体験「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」
Credit: 株式会社amulapo プレスリリース
宇宙の体験をつくる研究者集団の株式会社amulapo（アミュラポ、東京都新宿区、代表取締役 田中克明）は、最新のARグラスやVRゴーグルを用いて、宇宙飛行士訓練に参加したかのような体験ができる小学生向け宇宙体験「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」を、つくば市で開催する。
開催概要
場所：つくば市民ギャラリー（305-0031 茨城県つくば市吾妻2丁目7-5）
日時：
5月3日（金）11:00～12:30、13:00～14:30、15:00～16:30
5月4日（土）9:00～10:30、11:00～12:30、13:30～15:00
体験可能人数：各回24名限定（先着順）
参加料：3,500円（税込）
詳細・申し込み：https://www.amulapo.net/beastro
宇宙を「楽しむ」クラウドファンディング
宇宙と人をつなぎワクワクを届ける「ロケットアクスタ」
Credit: 株式会社アストロコネクト プレスリリース
宇宙をテーマにした教育・エンターテインメント事業を展開する株式会社アストロコネクト（神奈川県川崎市多摩区、代表取締役 荒井大作）は、宇宙開発を身近に感じてもらうことを目的に、「ロケットアクリルスタンド（ロケットアクスタ）」の製作資金をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で募集している。
募集期間は2024年5月31日までで、目標金額は100万円。
募集概要
製品名：「ロケットアクスタ」（ロケットアクリルスタンド）
サイズ：約100mm×100mm範囲内・台座：直径60mm・各パーツ厚み：3mm
スケール：約1/500（厳密なスケールモデルではないため注意）
イラストレーター：沫宵 氏
台座レイアウトデザイン：アストロコネクト
製品種類：5種類（H3ロケット、H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット、イプシロンロケット、SS-520ロケット）
クラウドファンディング詳細：https://camp-fire.jp/projects/view/739097
