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衛星データ活用のNew Space Intelligence、三菱総研と事業連携

2023年12月25日、衛星データ活用サービスを提供する株式会社New Space Intelligence(山口県宇部市、代表取締役社長 CEO 長井裕美子)は、株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区、代表取締役社長 籔田健二)との事業連携に着手し、同社から資金調達を実施したと発表した。

New Space Intelligenceは2021年設立の宇宙ベンチャー。

「衛星データパイプライン」として、複数の衛星データを組み合わせて画像の選択・統合・解析・提供の一連のプロセスを自動化し、高頻度・広域の地表監視を低コストで提供するプラットフォームサービスを展開している。

「衛星データパイプライン」の概要
Credit: 株式会社New Space Intelligence プレスリリース

近年、ロケット打ち上げの高頻度化や人工衛星開発の低コスト化などに伴い、地球低軌道(LEO)を周回する人工衛星の数が急増し、これらの衛星が収集するデータ量も膨大なものとなっている。

一方で、衛星データの入手やその活用にはコストや専門知見の面でハードルがあり、十分に活用されているとは言い難い現状がある。

この点でNew Space Intelligenceが保有する技術は、三菱総合研究所がこれまで取り組んできた衛星データの社会実装に向けた調査検討や利用実証、衛星データ利用の社会実装を進めるうえで重要であることから事業連携と資金調達に至ったという。

三菱総合研究所とNew Space Intelligenceの事業連携による価値提供
Credit: 株式会社New Space Intelligence プレスリリース

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