EY新日本有限責任監査法人(東京都千代田区、理事長 片倉 正美)は2024年3月19日、同社のスタートアップ企業の表彰制度「EY Innovative Startup 2024」にて、宇宙(Space)分野から株式会社アークエッジ・スペースとLetara株式会社を選出したと発表した。
「EY Innovative Startup」は、2017年から行われており、成長性(事業の成長性が高い将来性)、革新性(新商品・新サービスによる市場開拓)、社会性(社会的課題解決につながる提案)等の観点からスタートアップ企業を奨励することでその知名度の向上に寄与し、よりよい社会の構築につなげることを目指したもの。
表彰対象はBrainTech、Circular Economy、Energy、Marine Tech、Nuclear Fusion、Parent Tech、Robotics、Space、web3の9つの「ホットトレンド分野」において、今後著しい成長が期待される未上場のスタートアップ企業で、これまでにも宇宙分野では株式会社ElevationSpaceや株式会社ワープスペース、Space BD株式会社、PDエアロスペース株式会社、株式会社ispaceが表彰を受けている。
今回表彰を受けたのは全15社で、うち2社が宇宙スタートアップのアークエッジ・スペースとLetaraという結果となった。
下記の特設ウェブサイトでは、アークエッジ・スペースとLetaraを含めた表彰企業へのインタビューを読むこともできる。
https://24houritpeople.com/innovative-team/ey2024/
アークエッジ・スペースは超小型衛星によるコンステレーション構築による観測・通信・測位等のソリューション提供を目指しており(参考記事)、Letaraはプラスチックを燃料にした高推力・安全・安価な推進系の開発を行っている。
今回の表彰を機に、2社の今後の事業がさらに進展することが期待される。