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SynspectiveがOC Global、地圏環境テクノロジーとSARデータ&地下水シミュレーション活用で戦略的提携

戦略的覚書調印の様子。左/Synspective・新井元行代表取締役CEO、右/地圏環境テクノロジー・田原康博代表取締役社長、中央/OC Global 米澤栄二代表取締役社長
Credit: 株式会社Synspective プレスリリース

SAR衛星データ×地下水シミュレーション技術による地盤沈下のモニタリングサービス提供を目指す

2024年5月15日、株式会社Synspective(東京都江東区、代表取締役CEO 新井元行)は、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(OC Global、東京都新宿区、代表取締役社長 米澤栄二)、および地圏環境テクノロジー(東京都千代田区、代表取締役社長 田原康博)と、SAR衛星データと地下水シミュレーション技術を組み合わせ、海外都市部の地盤沈下をモニタリングするコンサルティングサービスを提供することで戦略的提携を行うことを発表した。

Synspectiveは小型SAR衛星の開発・運用と、衛星データを活用したソリューション事業を行っており、SAR衛星は昼夜や天候に左右されず地表を観測できる点が特徴。昨年10月には小型SAR衛星の量産に向け、神奈川県内に製造拠点を新設している(参考記事)。

戦略的提携に加わるOC Globalは、150カ国以上で幅広いインフラ分野のコンサルティングを手がけており、計画から運営・維持管理までをカバーする。もう1社の地圏環境テクノロジー社は、地圏情報と水循環シミュレーション技術を組み合わせ、水資源・環境・災害などの水問題に対するソリューションを提供している。

3社は戦略的に連携して、Synspectiveの小型SAR衛星から収集されたデータと、地圏環境テクノロジーの水循環シミュレーション技術を組み合わせ、地盤沈下のモニタリングシステムを構築する。OC Globalの海外インフラ事業の実績を活かし、東南アジア地域を中心に、新たなコンサルティングサービスの提供と事業化を進める計画だ。

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