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元LINE社長の森川亮氏、スペースデータのアドバイザーに就任 新プラットフォームの開発を加速

Credit: 株式会社スペースデータ プレスリリース

2024年8月26日、株式会社スペースデータ(東京都渋谷区、代表取締役社長 佐藤航陽)は、デジタル技術と宇宙技術を融合させた新たなプラットフォーム開発において、元LINE代表取締役社長で、C Channel株式会社 代表取締役社長の森川亮氏がアドバイザーに就任したと発表した。

森川氏がもつテクノロジーを活用したプラットフォーム事業、およびユーザー普及の知見をもとに助言・協力を得て、同社が開発を進める宇宙用AIや宇宙機OS、宇宙デジタルツイン等、宇宙開発プラットフォームの事業展開を加速していくとしている。

森川氏は1989年に筑波大学情報学類情報工学専攻を卒業後、日本テレビ放送網株式会社、ソニー株式会社を経てNHN Japan株式会社(旧 ハンゲームジャパン株式会社)に入社。同社取締役から代表取締役社長に就任し、ネイバージャパン株式会社設立に伴って代表取締役社長を兼務。2013年のNHN Japanの商号変更によりLINE株式会社代表取締役社長に就任し、2015年4月にインフルエンサーマーケティング等を手がけるC Channel株式会社の代表取締役就任している。

スペースデータは、「あらゆる産業の宇宙展開が進むことによる産業変革『SX(スペース・トランスフォーメーション)』の推進」をミッションとしており、そのためのオープンなプラットフォームである「宇宙OSプラットフォーム」の構想を進め、宇宙技術とデジタル技術を融合した新たな宇宙機の全体設計・開発・利用に取り組んでいるという。

今年に入ってからは元JAXA理事でISSの「きぼう」日本実験棟や輸送機「こうのとり」プロジェクトを牽引した長谷川義幸氏や、「きぼう」日本実験棟のプロジェクトマネージャーを務めた竹内芳樹氏(参考記事)をアドバイザーに迎えるなど、宇宙・非宇宙、双方の領域から有識者とのつながりを強化している。

同社の活動を見ていると、ハード・ソフトの両面で開発を進めているようで、「宇宙OSプラットフォーム」という大きな構想に向けて今後どのような動きが出てくるか、引き続き注目したい。

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