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東京ドームシティに新宇宙体験施設「Space Travelium TeNQ」が誕生 開業は11/22(金)

『Space Travelium TeNQ』施設ロゴデザイン
Credit: 株式会社東京ドーム プレスリリース

株式会社東京ドーム(東京都文京区後楽、代表取締役社長 COO 長岡勤)は2024年8月30日、東京ドームシティにある「黄色いビル」6F(約2,600m2)に誕生する新宇宙体験施設の名称を、『Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)』に決定し、2024年11月22日(金)開業すると発表した。

長く親しまれてきたTeNQの名称に、「宇宙旅行」の造語をプラス

新名称は、“未来の宇宙旅行を楽しめる場所”という意味を込めた造語「Space Travelium」に、2023年3月の閉館まで長らく親しまれてきた宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」(参考記事)の名称を引き継いだもの。

「TeNQ」という名称には、TeN(テン)=「天」「展」「点」、Q(キュー)=「Quest(探求・冒険の旅)」「Question(問い)」「心がキューッ」となる「Curiosity(キュリオシティ・好奇心)」「究める」「球」、というように、宇宙に関するものを展示・展開する施設を表しながら、「Thank you」に近い響きであり親しみが込められているという。

新たにつくられたロゴデザインは、宇宙をテーマにした、今までにない体験型のエンターテインメント施設の象徴として、宇宙空間を自由に旅するイメージを表現。ロケットや星の軌跡を連想するのびやかな曲線は宇宙空間に描かれるTeNQの「Q」の文字をイメージしている。

最新テクノロジーによる宇宙旅行のバーチャル体験と、宇宙を通じた探究教育を提供

同施設は、未来の宇宙旅行を体験できるエンターテインメントや、宇宙をテーマにした教育や交流の拠点としての役割も担う施設。

『Space Travelium TeNQ』では、「VR(バーチャルリアリティ)を活用した宇宙旅行体験」や「教育プログラムの提供」を行う。

宇宙旅行体験は、VRと、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)デバイスを利用した体験コンテンツで、着席型ではなく、半分以上をフリーローミング(自由歩行型)にすることで、今までにないリアルな体験を楽しめる。

コンテンツである「THE MOON CRUISE」では、来場者は、ロケットに乗り込み宇宙へ。地球や美しい宇宙の景色を楽しみながら、月を目指す。月へ到着後は、月面を歩きながらの観光や写真撮影といった、月ならでは体験ができるそうだ。

教育プログラムでは、宇宙を切り口にサイエンスやアートなど幅広く分野を横断し、子どもたちの好奇心と学びを広げるプログラムが提供される予定だ。

また、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授である村山斉氏が『Space Travelium TeNQ』の総合監修・アドバイザーとして参画し、館内の宇宙展示に協力。オンラインを中心にした村山氏による特別授業も予定されているとのことで、世界的に著名な宇宙研究者の授業を受けることができる貴重な機会となる。

VR体験「THE MOON CRUISE」のイメージ
Credit: 株式会社東京ドーム プレスリリース

「Space Travelium TeNQ」施設概要

施設名:Space Travelium TeNQ(スペーストラベリウムテンキュー)
所在地:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内 黄色いビル6F
開業日:2024年11月22日(金)
施設面積:約2,600m2
営業概要:営業時間・入館料金未定
施設構成:VR宇宙旅行体験、展示エリア、イマーシブ映像&カフェラウンジ、企画展示室、教育エリア、ショップなど
展示協力:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、一般社団法人スペースポートジャパン
協力:株式会社デジタルブラスト
VR制作:株式会社STYLY

館内の様子(イメージ)
Credit: 株式会社東京ドーム プレスリリース

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