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ISSへのクルー交代ミッション「Crew-9」、2名で打ち上げ 打ち上げは9/24以降

Crew-9でISSに向かうNASA宇宙飛行士のニック・ヘイグ氏(左)と、Roscosmos宇宙飛行士のアレクサンドル・ゴルブノフ氏(右)
Credit: NASA

2024年8月30日、NASA(アメリカ航空宇宙局)は、国際宇宙ステーション(ISS)に向けたSpaceX社によるクルー交代ミッション「Crew-9」について、搭乗クルーと打ち上げ日程の変更を発表した(NASAによるリリース)。

8月30日の発表によると、Crew-9で9月24日以降に打ち上げられるのはNASA宇宙飛行士のニック・ヘイグ(Nick Hague)氏と、Roscosmos宇宙飛行士のアレクサンドル・ゴルブノフ(Aleksandr Gorbunov)氏で、第72次長期滞在クルーとしてISSで科学研究やメンテナンス活動を行う。

搭乗クルーの変更は、NASAがボーイング社の宇宙船「Starliner」の有人飛行試験を無人のまま帰還させるという決定を受けてのもの(参考記事)。6月にStarlinerでISSに到着したNASA宇宙飛行士のブッチ・ウィルモア(Butch Wilmore)氏とスニ・ウィリアムズ(Suni Williams)氏は、ヘイグ氏、ゴルブノフ氏とともに2025年2月に帰還する予定。

ヘイグ氏は今回で3回目の宇宙飛行。これまでに203日宇宙に滞在しており、2018年の初打ち上げの際にはロケットブースターの故障により飛行途中での帰還を余儀なくされた経験をもつ。
一方のゴルブノフ氏は今回が初めての宇宙飛行。2018年に宇宙飛行士に選ばれた。

ヘイグ氏とゴルブノフ氏を含め、当初4名で予定されていたCrew-9のメンバーのうち、NASA宇宙飛行士のゼナ・カードマン(Zena Cardman)氏とステファニー・ウィルソン(Stephanie Wilson)氏は今後、別のミッションに割り当てられる可能性があるという。

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