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INAMI Space Laboratory代表稲波氏、別府市で開催される宇宙イベント“沸く湧く宇宙フェスin別府”に講師として登壇

沸く湧く宇宙フェス in 別府は、温泉を活用したロケットを開発し、別府市の活性化を狙う!

地方の特産品を活用した小型ロケットを活用し宇宙イベントによる地方活性化や、世界のロケットベンチャーと提携し宇宙への定期輸送を行うINAMI Space Laboratory株式会社(以下INAMI Space Laboratory)は2023年3月7日、温泉ロケットプロジェクト実行委員会が別府市の活性化を狙う目的で同3月11日に開催する「沸く湧く宇宙フェスin別府」について、同社代表の稲波紀明氏が講師として登壇すると発表しました。

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Credit: INAMI Space Laboratory株式会社

開催概要

日時:2023年3月11日(土)受付開始9時30分~、講義開始10時~
場所:別府ビーコンプラザ3F国際会議室
HP:https://space-fes.jp
申込:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdxDXYa1oQSzUzxnPkiN5su2XFE2eTYas_YF7XJl40LIsc_3A/viewform

「沸く湧く宇宙フェス in 別府」について

沸く湧く宇宙フェスin別府は、温泉を活用したロケットの開発や学生発の宇宙ビジネス発表会を開催することで、別府市の宇宙ビジネスを活性化させることを目的としたイベントです。ワークショップでは別府の美肌効果のある温泉水を扱い、温泉水に触れながら準備をし、空に打上げることで、爽快な気持ちを味わうことを狙う計画です。スペースポートの開港が決定したことで、大分では地域全体で宇宙産業への関心が高まっており、温泉ロケットプロジェクト委員会は、若い世代に対して宇宙教育や地元資源への知見と興味を深めてもらうこと、宇宙ビジネスに取り組む別府市の魅力や取り組みを全国にアピールすることを目指しています。

また今回のイベント用に地産地消ロケットとして、地元の素材である湯の花を成分に取り込み、バイオプラスチックで湯の花ロケットを開発。学生による宇宙ビジネス案の発表や最新の宇宙旅行、宇宙ビジネス事例を伝えることで大分県別府発の宇宙ビジネスや宇宙教育につなげ、地域の活性化につなげる考えです。

プログラム

1.ロケット打上げワークショップ

・地元竹を原料としたセルロースナノファイバーと温泉水を使ったペットボトルロケットの打上げ(小学生対象/満席)
・地元湯の花を原料としたバイオプラスティック製ロケットの打上げ(中学生以上対象)
・ロケット工学が学べる火薬を使ったアルファーロケットの打上げ(高校生以上対象)

2.宇宙講義

・大分大学衣本太郎准教授による地元の竹を使った新素材セルロースナノファイバーの説明
・宇宙ビジネスの最新事例と大分から開始できる宇宙ビジネス候補案
・宇宙旅行が予定されている稲波紀明氏による最新宇宙旅行情報

3.大学生による宇宙ビジネス候補案発表会

・学生が考える新しい宇宙ビジネス案発表
・宇宙タレント黒田有彩氏も出演

Credit: INAMI Space Laboratory株式会社

INAMI Space Laboratory株式会社について

2022年に創業した INAMI Space Laboratoryは、代表取締役である稲波紀明がVirgin Galactic社の宇宙旅行に申し込んでおり、早ければ年内に宇宙旅行を実現。これから民間人が宇宙に進出する時代を迎えることを想定し、宇宙飛行士のような健康な方だけでなく、高齢者や障がい者、医療が必要な方も含め、人類誰もが宇宙に行ける時代を創るために必要な取り組みを行っています。今後個人の宇宙旅行が身近になれば宇宙での医療が必要になることを想定し、宇宙医療分野の開発を進めています。