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若田光一宇宙飛行士 ISSから約5カ月ぶりに地球へ帰還

有人宇宙飛行ミッションCrew-5に参加していた若田光一さん含む日米露の宇宙飛行士4名を乗せたドラゴン宇宙船は2023年3月12日午前11時2分頃(日本時間)、米フロリダ州のタンパ沖に着水し、無事地球に帰還しました。若田宇宙飛行士は、2022年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在しており、将来の月面探査や火星探査を見据えたさまざまな実験のほか、2回に及ぶ船外活動(EVA)に取り組んでいました。

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ロスコスモスの宇宙飛行士アンナ・キキナ(左)、NASA のジョシュ・カサダ宇宙飛行士とニコール・マン宇宙飛行士、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士の若田浩一宇宙飛行士(右)は、湾岸に着陸した直後に SpaceX 回収船シャノンに搭載された SpaceX Dragon Endurance 宇宙船内で見られます。 2023 年 3 月 11 日土曜日、フロリダ州タンパ沖のメキシコ。マン、カサダ、ワカタ、キキナは、国際宇宙ステーションでの第 68 次遠征の一環として、157 日間の宇宙滞在を終えて帰還します。 写真クレジット: (NASA/キーガン・バーバー)。
Credit: NASA

有人宇宙飛行ミッション「Crew-5」概要

若田宇宙飛行士ら4名を乗せたクルードラゴン「エンデュランス号」は同年10月6日午前1時(日本時間)、米国フロリダ州のケネディ宇宙センターからSpaceX社のファルコン9ロケットで打上げられ、翌10月7日午前6時過ぎにISSに到着しました。このミッションには宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田宇宙飛行士と米航空宇宙局(NASA)の飛行士2名、ロスコスモスの飛行士1名が参加していました。

若田宇宙飛行士はISSに滞在中、2030年までのISS運用に必要な新型太陽電池パネルの設置準備のため2回の船外活動を実施したほか、月面探査車の開発を見据えた科学実験などを行い、157日間の宇宙滞在を経て地球に帰還しました。現在、若田宇宙飛行士らはNASAのジョンソン宇宙センターへ移動し、隔離施設で医学検査などを受けているということです。

日本人最多の5回目となる宇宙滞在

若田宇宙飛行士の宇宙飛行は、これまでに搭乗したスペースシャトル、ソユーズ宇宙船を含め、今回で5回目。日本人では初めて1年超えの宇宙滞在を達成しており、今回のミッション終了後の累積宇宙滞在日数は504日18時間35分、通算ISS滞在時間は482日15時間57分と、いずれも日本人最多となりました。

若田宇宙飛行士は地球への帰還前に「これからJAXAの古川宇宙飛行士が続きますが、彼にバトンを渡して支援をしていきたいと思っている」と語っていました。
地球帰還後、宇宙船から姿を現した若田さんは、作業員の方たちに体を支えられながらも笑顔で言葉を交わしていたということです。

年内には古川宇宙飛行士のISS長期滞在が予定されています。