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東京おもちゃショー2023開幕 「宇宙なんちゃら こてつくん」と宇宙日本食が展示

玩具業界の展示会『東京おもちゃショー2023』が開催

2023年6月8日(木)〜11日(日)にかけ、東京ビッグサイトを会場に『東京おもちゃショー2023』が開催されている。

会場では、玩具やキャラクターグッズなどの企画・製造を手がける各社がブース展示を行い、新製品などを展示。玩具業界関係者等を対象に開場された6月8日(木)〜9日(金)は多くの業界関係者が訪れている。

一般社団法人日本玩具協会が行った玩具市場規模調査によると、2022年度の国内玩具市場の規模は9,525億円。前年度比で106.7%と伸びを見せており、特にカードゲーム・トレーディングカード、ハイテク系トレンドトイ、ぬいぐるみ、ホビー、のりもの玩具などの伸び率が大きかったという。

なお、上記調査とは別に行われているカプセル玩具の市場規模は2022年度に610億円となり、これを合わせると国内の玩具市場規模は初めて1兆円を超えることとなった。

「宇宙なんちゃら こてつくん」のブースでは宇宙食の展示も

『東京おもちゃショー2023』でのタカラトミーアーツのブース

堅調な伸びを見せる玩具業界だが、今回のおもちゃショーでは「宇宙」をテーマにしたおもちゃ・グッズも展示されている。ブースを構えているのは、タカラトミーアーツ。

同社のブースの一角では、人気クリエイター・にしむらゆうじ氏のウェブまんがを原作とし、2019年から配信が開始されたアニメ『宇宙なんちゃら こてつくん』(NHK Eテレでも放送中)のぬいぐるみやランチセットなどとともに、JAXA(宇宙航空研究開発機構)からの提供による「宇宙日本食」全52種(2023年5月時点)と、宇宙服のレプリカが展示されている。

ブースに展示されている宇宙日本食の数々

『宇宙なんちゃら こてつくん』の企画に携わったタカラトミーアーツの担当者は、自身が子どもの頃は宇宙に憧れを抱くようなアニメや漫画があったが、今の若者にそうしたコンテンツがないか尋ねたところ「そうしたものは思いつかない」と言われたことがあるといい、こてつくんを見た世代が、将来宇宙にかかわるきっかけになればと語る。

アニメがスタートして3年が経ち、今ではキッズ向け宇宙キャラクターとして多くの子どもたちの認知を得ているこてつくん。主な視聴層である4〜6歳男女の個人視聴率も好調だという。

6/10〜6/11の一般公開日にはブースに「こてつくん」が来場!

『東京おもちゃショー2023』は、週末の6月10日(土)〜11日(日)の2日間、一般にも公開される。

一般公開日はタカラトミーアーツのブースでこてつくんに合うことができる

タカラトミーアーツのブースでは、宇宙日本食全ラインナップの見本を間近に見ることができるほか、「食べてみたい宇宙食」のアンケートも実施。回答者には「オリジナルステッカー」や「こてつくん なりきりお面」がプレゼントされる。

アンケート回答者にはオリジナルステッカーや「こてつくん なりきりお面」が
プレゼントされる

また、一般公開に合わせてブースには「こてつくん」が来場。記念撮影をすることもできる。

宇宙食の実物や宇宙服のレプリカを間近に見たり、「こてつくん」と触れ合うことのできる貴重な機会、お近くの方はぜひ出かけてみてはいかがだろうか。

『東京おもちゃショー2023』の詳細は下記を参照。

https://toys.or.jp/toyshow/