2024年3月13日、和歌山県のスペースポート紀伊にてスペースワン株式会社(東京都港区、代表取締役社長 豊田正和)のカイロスロケット初号機打上げが行われたが、発射すぐに爆発し、打上げは失敗した。
今回の打上げは、「世界最短」「世界最高頻度」の宇宙輸送サービス実現に向けたスペースワンの5つのミッションの中で4つめの「ミッション4」に位置づけられており、打上げから衛星分離まで6つのステップで構成されていた。
カイロスは打上げから約5秒ほどで爆発しており、スペースワンはステップ2の段階で、飛行中断処置を行ったとしている。
ステップ2は1段分離・2段点火を行うステップで、同社では現在、詳細な飛行データの確認を実施中。原因の究明がなされ、次のチャレンジにつなげていくことが期待される。