Credit: STARTUP HOKKAIDO プレスリリース
2024年4月4日、STARTUP HOKKAIDO実行委員会（北海道札幌市、実行委員長 土田美那）は、株式会社ゼロワンブースター（東京都千代田区、代表取締役 合田ジョージ）、一般社団法人SPACETIDE（東京都港区、代表理事兼CEO 石田真康）と共同開催する「STARTUP HOKKAIDO SPACE ACCELERATOR PROGRAM」にて、採択6者を決定したと発表した。
「STARTUP HOKKAIDO SPACE ACCELERATOR PROGRAM」は、北海道からグローバルに活躍するスタートアップを育成するエコシステムの実現を目指す「STARTUP HOKKAIDO」が主催するアクセラレータープログラムで、STARTUP HOKKAIDOが注力分野とする「宇宙産業」での創業・事業拡大を目指すスタートアップや起業家への集中支援を提供する。
今年3月4日を締切としてプログラムへの募集が行われており、道内外の学生からスタートアップ、民間事業者まで応募があった中から、下記の6者が採択された。
アストロバイオロジー研究所／エンターテイメント
代表者 河合 純
事業名 「宇宙の有機物を使ったマルチモーダルなエンターティンメント」
https://astrobiology.jp/
株式会社FT＆M／衛星データ活用
代表者 古川 純
事業名 「若者よ宇宙を目指せ、衛星データ活用北海道発高品質ワイン」
SAPCEAGENT株式会社／製造・素材・マテリアル
代表者 鷹尾 伸一
事業名 「国際宇宙ゴミステーション」
https://spa.enb2020.tokyo/
ハッピー・ファム合同会社／衛星データ活用
代表者 五嶋 耀祥
事業名 「FPGAプログラミング技術者養成・訓練プログラムの開発」
https://happyfam.co.jp/
Stellar Forecast／衛星データ活用
代表者 藤野 沙季
事業名 「衛星データを活用した自然現象予測で運に頼らない観光体験を」
実績 https://s-booster.jp/2023/finalround.html
木村 魁人（室蘭工業大学）／ハードウェア開発・製造、それらを利用したサービス事業
事業名 「宇宙機用リチウムイオンバッテリシステムの開発」
今回採択された6者は、2024年6月7日（金）に開催予定の公開型成果発表会（デモデイ）へ向け、SPACETIDEと01Boosterによるビジネスアイデアに対するメンタリングが行われるほか、STARTUP HOKKAIDOが有する地域の宇宙産業ネットワークへの接続を通じ、採択者の事業成長のサポートが行われる。
また、4月2日にはキックオフイベントも開催され、イベントでは講演や採択6者の事業アイデアの説明、交流会が行われた。
衛星データ活用からエンタメ、製造、マテリアル系までさまざまな顔ぶれの採択者が揃った同プログラム。それぞれの事業がどう育っていくかに注目したい。
