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8/28宇宙ニュース・JAXAがベンチャー支援制度を改正、宇宙航空スタートアップ支援を強化 ほか3件

JAXAがベンチャー支援制度を改正、宇宙航空スタートアップ支援を強化

新旧制度の比較イメージ
Credit: JAXA ウェブサイト

2025年8月28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、JAXAによる研究開発成果の社会実装を目的とした「JAXAベンチャー支援制度」を改正したと発表しました。

制度の名称は「JAXAスタートアップ支援制度」に変更され、支援対象の拡大・認定制度から名称使用許可制度への変更・支援施策の充実化が行われるとのことです。

支援対象については、JAXAの知的財産等を利用した事業を行っている、またはJAXA職員が取締役等となっていることが要件の「JAXAスタートアップ」(従来の「JAXAベンチャー」に相当)に、JAXAの成果活用法人に該当する「JAXAパートナースタートアップ」が加わります。

また、従来はJAXAベンチャー認定にあたり審査会による審査が行われていましたが、新制度では要件に適合する企業へ「JAXAスタートアップ」「JAXAパートナースタートアップ」の名称を付与するとのことです。

支援施策は、上記の名称使用許可に加え、JAXAと連携関係にあるファンドの紹介や提携機関によるスタートアップ支援策への推薦等の資金獲得・アクセラレーション支援、各種イベントへの出展推薦等を含む広報支援などが行われるとのこと。

JAXAでは、スタートアップがより支援を受けやすい環境を整備するとともに、支援対象を外部スタートアップにも拡大することで、研究開発成果の社会実装の加速とスタートアップ各社への支援策提供を進めていくとしています。

制度の詳細は下記から確認できます。

https://aerospacebiz.jaxa.jp/topics/news/20250828_startup/

SpaceXによるスターシップとスーパーヘビー10回目の飛行試験、成功

Credit: SpaceX 公式X

アメリカ中部時間の8月26日午後6時30分(日本時間 27日午前8時30分)、イーロン・マスク氏率いるSpaceXは、テキサス州ボカチカにある同社の射場「スターベース(Starbase)」から、大型ロケット「スーパーヘビー(Super Heavy)」と次世代宇宙船「スターシップ(Starship)」の打上げ試験を行い、スーパーヘビーはメキシコ湾に、スターシップはインド洋に着水しました。

スターシップはスーパーヘビーからの分離後も正常に飛行し、予定軌道に到達。初のペイロード実証実験として、通信衛星・スターリンク(Starlink)のダミー8機の展開にも成功しました。

その後、スターシップは大気圏へ再突入。約1時間後にインド洋に着水しました。 ここ数回の試験では打上げ後の機体分解や地上での爆発等に見舞われていたスターシップですが、SpaceXは今回の結果を受け「主要な目標はすべて達成された」とし、次世代のスターシップとスーパーヘビーの設計に役立つ重要なデータが得られたとしています(SpaceXによる発表)。

ベルギーのエアロスペースラボ、約162億円調達 欧州最大級の衛星工場建設へ

2025年8月26日、ベルギーの衛星製造企業エアロスペースラボ(ベルギー、CEO兼創設者:Benoît Deper、以下Aerospacelab)は、シリーズBとして総額9,400万ユーロ(約162億円)を調達したと発表しました(Aerospacelabによる発表)。

同社は調達した資金を、昨年から建設が開始されている「メガファクトリー」整備に充てるとしています。同工場は欧州最大級の衛星生産拠点の一つとして、年間最大500機の衛星製造能力を有する予定で、2026年に生産開始、2027年に本格稼働するとのこと。

また、調達資金は研究開発の加速や優秀なエンジニア人材の獲得、主要サブシステムの完全な垂直統合にも活用するとしています。 Aerospacelabは2018年設立。垂直統合モデルによる衛星製造を進めており、同社CEOのBenoît Deper氏は「今回の資金調達により、次世代コンステレーションを支える製造体制が整う」とコメントしています。

日本スタートアップ大賞2025に宇宙系2社が選出 アクセルスペースとSynspective

2025年8月26日、「日本スタートアップ大賞2025」の受賞者が発表され、大学発スタートアップ賞(文部科学大臣賞)に株式会社アクセルスペースホールディングス(東京都中央区、代表取締役:中村友哉、参考記事)、防衛スタートアップ賞(防衛大臣賞)に株式会社Synspective​(東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行、参考記事)が選出されました。

「日本スタートアップ大賞2025」は、次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度。

大賞(内閣総理大臣賞)に加え、経済産業省、農林水産省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省、総務省による部門賞と審査委員会特別賞が設定されており、今年度からは防衛省による「防衛スタートアップ賞(防衛大臣賞)」も新設されていました。 今年度は、計230件のスタートアップ企業から応募が寄せられたとのこと。部門賞の2つを宇宙スタートアップが受賞したことは、社会の中での宇宙領域の重要性の増加、そしてこれに対する政策サイドの期待を反映しているといえそうです。

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