2023年9月6日、学生による火星探査機開発の国際プロジェクト「KARURA（カルラ）」は、同日から9月8日まで鳥取砂丘の「ルナテラス」にて、試作機の試験走行と、全国の宇宙系学生団体を招いた交流イベントを実施すると発表した。
KARURAプロジェクトは、米国・ユタ州で開催される大学生を対象とした世界最高峰のロボット工学コンテスト「Univerisity Rover Challenge（URC）」への出場を目指す取り組み。
国際チームを構成して探査機の開発を行うことで、今後の宇宙開発協力に対して風穴をあけ、「学生主体の国際宇宙開発の推進」を目指している。
KARURAプロジェクトについて
HP https://www.karura.space/
X（Twitter） https://twitter.com/karura_urc
試験走行は今年3月に行われたものに続き、2回目。
試験走行は7月7日にオープンした、鳥取砂丘の月面実証フィールド「ルナテラス」で行われる。
KARURAプロジェクトは産学官連携で宇宙産業の創出に向けて取り組む「とっとり宇宙産業ネットワーク」に参加しており、同プロジェクトが拠点とする信州・東京に続く活動の中心地として、鳥取での活動に力を入れているという。
現在、KARURAプロジェクトでは機体の制作に必要な資金を募るため、スポンサー募集を実施中。今回の実験について記載される予定の活動報告書へのロゴ掲載や、SNSでの企業紹介など、多様なリターンが用意されている。
スポンサー募集の詳細はKARURAプロジェクト karura.urc@gmail.com まで。
Credit: ©2023 KARURAプロジェクト
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