• HOME
  • ニュース
  • 「未来の宇宙の暮らし」を発想するワークショップを開催、参加者を募集 JAXA - SPACE Media

「未来の宇宙の暮らし」を発想するワークショップを開催、参加者を募集 JAXA

Credit: JAXA新事業促進部

「バックキャスティング」で未来の宇宙の暮らしを考える

JAXA(国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構)は、2023年9月下旬から、暮らし・ヘルスケア分野のビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」の取り組みとして、「暮らしたくなる宇宙をつくるための、未来構想」ワークショップを共催企業・団体とともに開催する。

「THINK SPACE LIFE」とは、2020年7月に発足した、宇宙生活の課題から宇宙と地上双方の暮らしをよりよくする研究開発や新規事業創出を目指す、インキュベーション機能やコミュニティを有する事業共創プラットフォーム。

同プラットフォームでは、宇宙飛行士が日々経験する現状の宇宙の暮らしに関する課題やニーズを提示し、それらの課題を解決するためのソリューション創出に民間企業等とともに取り組んできたが、これまでの活動は過去の実績や現状を元に未来を志向する「フォアキャスティング型」が主だった。

そこで今回は、「未来の宇宙の暮らし(目指す世界)」を描き、今からすべきことを発想する、バックキャスティング型のイノベーション創出の起点とするべく、宇宙の暮らしの未来構想ワークショップを実施する運びとなった。

ワークショップでは、下記3つの暮らしの場面を想定し、未来の宇宙の暮らし(目指す世界)を構想する。

1)2030年代前半 地球低軌道:日本モジュール
2)2030年代後半 地球低軌道:宇宙ホテル
3)2040年代後半 月:月面基地

Credit: JAXA新事業促進部

一般参加可能なワークショップも2回開催

JAXAでは、未来の宇宙の暮らしを具体的に描くために、さらなる多様なアイデアと視点を求めたいとして、ワークショップへの参加を広く呼びかけている。
一般からの参加を受け付けるワークショップは下記の2回。ワークショップの詳細情報と参加登録は以下のリンクを参照。

https://aerospacebiz.jaxa.jp/solution/j-sparc/projects/think-space-life/conception/#workshop

第1回ワークショップ
日 時:2023年9月26日(火)16:00〜19:00
場 所:X-NIHONBASHI TOWER
参加者対象:一般受付、THINK SPACE LIFE参画企業
主 催:THINK SPACE LIFE

第4回ワークショップ with 東京理科大学 総合研究院 スペースシステム創造研究センター
日 時:2023年10月14日(土)14:00〜17:00
場 所:東京理科大学 神楽坂キャンパス 1号館17階
参加者対象:一般受付(大学生以上)
主催・共催:THINK SPACE LIFE、東京理科大学 総合研究院 スペースシステム創造研究センター

あわせて読みたい

【編集部よりお知らせ】
あなたと宇宙がつながる日 ―総合宇宙イベント『SpaceLINK 2023』9/13(水)開催!
宇宙ビジネス、衛星データ活用、月面開発、宇宙エンタメ…
“身近な未知”、宇宙の最前線にふれるリアルイベント。

詳細・参加申し込みはこちらから! → https://spacelink-db.com/2023/