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令和6年能登半島地震を受け、宇宙ベンチャー等による衛星画像の公開・提供はじまる

2024年1月1日16時10分頃、北陸・石川県の能登半島地方で最大震度7の地震が発生した。
現地では激しい揺れと津波の影響で交通が寸断されていること、また被害が広範囲にわたっていることなどにより、状況の把握に時間がかかっている。

こうした中、地球観測衛星による画像提供サービス等を展開する企業が能登半島地域の衛星画像データを行政や報道機関向けに公開する動きが出ている。

株式会社アクセルスペース

小型衛星コンステレーションによる地球観測インフラ「AxelGlobe」を展開するアクセルスペースでは、政府機関・自治体・報道機関に対しAxelGlobeの観測データを提供するとして特設ページで公開している。
https://www.axelglobe.com/ja/the-noto-hanto-earthquake-in-2024

株式会社パスコ

人工衛星をはじめ、航空写真やドローン、専用車両などを用いた測量サービスなどを提供するパスコも、今回の地震を受けて能登地方の緊急撮影を実施。航空写真・高分解能/中分解能光学衛星・SAR(合成開口レーダー)衛星による画像を公開している。
https://corp.pasco.co.jp/disaster/earthquake/20240102.html

株式会社Synspective

SAR衛星の開発・製造やコンステレーションによるソリューション提供を行うSynspectiveも、2024年1月4日、同社の人工衛星が撮影した画像を政府機関・自治体・報道機関に向けて無償で提供すると発表した(次回の撮像機会は1月7日)。
https://synspective.com/jp/information/2024/noto-peninsula-earthquake/

軌道によって撮影の頻度に差があり、また光学衛星では夜間や天候不良時に十分な撮影ができない(SAR衛星は夜間・天候不良時も撮影可)といった制限はあるものの、人や機材を現地に派遣することなく地表面の状況が確認できる点は衛星画像の強みだといえる。

こうした衛星データの活用が広がることで、いち早い被害の全容把握や、二次災害の防止に役立つことを期待したい。

※ 本記事で紹介したデータ提供に関する情報は2024年1月4日14時時点のものです。いずれのデータも、利用の際には各社の定めたルールを遵守ください。

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