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アクセルスペースHDの新たな株主にANAHD、日揮HD、フコク生命のCVCが加入

Credit: グローバル・ブレイン株式会社 プレスリリース

2024年9月17日、株式会社アクセルスペースホールディングス(東京都中央区、代表取締役CEO 中村友哉、参考記事)は、既存株主による株式譲渡により、AH-GB未来創造投資事業有限責任組合(以下、ANA 未来創造ファンド)、日揮みらい投資事業有限責任組合(以下、JGC MIRAI Innovation Fund)、フコクCVC ファンド-THE MUTUAL for Next 100-(以下、TMN100)の3社を新たな株主として迎えたと発表した。

上記3つのCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル、事業会社によるベンチャー企業への投資ファンド)は、いずれもグローバル・ブレイン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 百合本安彦)が運営している。

アクセルスペースHDの連結子会社であるアクセルスペースは小型人工衛星ビジネスを展開しており、地球観測プラットフォームである『AxelGlobe』や、小型衛星の机上検討から設計製造・打ち上げ・軌道上運用までをワンストップで提供する『AxelLiner』事業を展開している。

アクセルスペースHD代表の中村友哉氏は「新たに3社を株主に迎えられたことを大変嬉しく思います。各社との提携を通し、弊社のビジョン“Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜”の実現に向けて事業拡大を加速してまいります」とコメント。同社が事業で築いてきた小型衛星技術を活用して、より使いやすく多様なニーズに応えるソリューションの提供を目指すとした。

また、グローバル・ブレインも同日付のプレスリリースで「日本発のグローバルユニコーン創出に向けて国内外のリソースを最大限活用し、多面的なサポートを行ってまいります」とコメントした。

宇宙航空関連企業のCVCに限らず、幅広い領域に投資を行うCVCが宇宙ベンチャーの株主となったことは、宇宙ビジネスの投資先としての魅力がいっそう高まっていることを示していると言えそうだ。

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