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宇宙環境での麻酔薬の安定性を確認、宇宙医療実践に向けた知見を獲得 順天堂

Credit: 学校法人順天堂 プレスリリース
2025年4月3日、学校法人順天堂(東京都文京区、理事長 小川秀興)は、順天堂大学 保健医療学部診療放射線学科の初田真知子教授をはじめとする共同研究グループが全身麻酔薬「プロポフォール」への高速中性子線照射による影響を検証、最大で4Gy(グレイ:放射線の吸収線量の単位)まで照射しても、プロポフォールの分子構造や品質にほとんど変化がないことを世界で初めて示したと発表しました。
プロポフォールは手術の際の全身麻酔などに用いられる麻酔薬です。
研究グループでは、通常、有機化合物は高速中性子の照射によって変質することが知られているものの、プロポフォールの製剤や試薬の状態によっては変質しないことを示す重要な知見が得られたとしています。
一方で、照射によって容器の放射化(放射線が当たることで物質が放射性物質に変化すること)が確認されました。これらの知見は、宇宙医療における医薬品の安定性評価および保管システムの最適化に寄与するということです。
将来、深宇宙探査等でより長期間の宇宙滞在が行われるようになれば、麻酔薬を用いる医療が必要になることも十分考えられます。今回の研究成果は、今後宇宙で手術の実施を実現するために重要な知見だといえます。
カゴヤ・アセットマネジメントが京田辺市に宇宙機開発拠点を整備 2027年から運用開始

Credit: カゴヤ・アセットマネジメント株式会社 プレスリリース
2025年4月2日、データセンター開発やまちづくり事業等を手がけるカゴヤ・アセットマネジメント株式会社(京都府京田辺市、代表取締役 北川貞大)は、同社が保有する京田辺市南部の約13ヘクタールの事業用地に、関西宇宙機開発拠点「カゴヤ多々羅キャンパス」を建設すると発表しました。
このプロジェクトには、カゴヤ・アセットマネジメントの関連会社である人工衛星ベンチャーのテラスペース株式会社とカゴヤ・ジャパン株式会社の2社に加え、データセンターの開発・運用を行うEdgeConneX Inc.(アメリカ・バージニア州、CEO Randy Brouckman)、一般財団法人 山城芸術財団(京都府京田辺市、代表理事 北川貞大)などがパートナーとして参加。
敷地内には人工衛星をはじめとする宇宙機の開発拠点とデータセンターのほか、美術館やアトリエ、音楽ホールを備えた文化施設も併設される予定で、2027年から順次運用を開始、2030年中にすべての施設の完成を目指すとしています。
事業用地は2021年3月末に閉鎖された同志社大学多々羅キャンパスの跡地で、カゴヤ・アセットマネジメントは同年にこの用地を取得していました。
4/8(火)、国際宇宙ステーションに向け3人の宇宙飛行士が出発 打ち上げの様子をライブ中継

Credit: Gagarin Cosmonaut Training Center
2025年4月2日、アメリカ航空宇宙局(NASA)は、日本時間の4月8日(火)午後2時47分にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)に向け、ソユーズMS-27宇宙船を打ち上げると発表しました(NASAによる発表)。
打ち上げの様子は、NASAのストリーミングサービス「NASA+」で見ることができます。
今回は、午後2時47分の打ち上げ後、約3時間という短い飛行時間でISSに到着する予定です。
ソユーズMS-27に搭乗するのは、NASA宇宙飛行士のジョニー・キム(Jonny Kim)氏と、ロスコスモス宇宙飛行士のセルゲイ・リジコフ(Sergey Ryzhikov)氏、アレクセイ・ズブリツキー(Alexey Zubritsky)氏。3人は第72/73次長期滞在クルーとして8カ月ほどISSで活動することになっています。
4/14(月)Blue Origin、クルー全員が女性の宇宙ミッション打ち上げ ポップ歌手ケイティ・ペリーら搭乗

Credit: Blue Originウェブサイト
2025年3月27日、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が率いるアメリカの宇宙ベンチャー・Blue Originは、同社のロケット・ニューシェパードによる有人ミッション「NS-31」を現地時間の4月14日(月)午前8時30分(日本時間 14日午後10時30分)に打ち上げると発表しました(Blue Originによる発表)。
搭乗するクルーは全員女性で、世界的なポップ歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry)氏、ロケット科学者のアイーシャ・ボウ(Aisha Bowe)氏、公民権活動家のアマンダ・グエン(Amanda Nguyễn)氏、テレビ司会者のゲイル・キング(Gayle King)氏、映画プロデューサーのケリアン・フリン(Kerianne Flynn)氏、ジャーナリストでベゾス氏の婚約者であるローレン・サンチェス(Lauren Sánchez)氏の6人。
NS-31は11回目のニューシェパードの有人フライトで、かつニューシェパードのミッションとしては31回目となります。
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